アロマセラピスト・大橋マキさん、美姿勢をキープする日々の習慣は剣道──「生涯スポーツの剣道を再開し、体調もメンタルも上向きに」
撮影・砂原 文 ヘア&メイク・小池瑠美子 文・長谷川未緒
生涯スポーツの剣道を再開し、体調もメンタルも上向きに
子どもの頃にやっていた剣道を大人になって再開した人をリバイバル剣士、略してリバ剣と呼ぶそう。アロマセラピストの大橋マキさんもそのひとりだ。45歳のとき、中学生時代に部活動で行っていた剣道を30年ぶりに再開した。
「息子がやりたいと言うので道場に見学に行ったのがきっかけで、今では私だけ続けています(笑)。体が剣道特有の動きを覚えていましたけれど、やっぱりきついですね。あざも絶えないですし、昔は筋肉にバネがありましたが、もうないので無理がきかず、2回も肉離れを起こしてしまいました。先生方からは合言葉のように、“大人の剣道をしましょう”と言われています」
剣道では、立ち座りの動きも打ったり受けたりするときも、丹田に重心を置くそう。四肢に余計な負荷をかけないよう体幹を意識して動くことは、稽古を続けるうちに、日常生活の中でも気をつけるようになった。剣道のための筋肉を鍛えるため、家では毎晩の素振りを習慣に。竹刀を振り上げる際は腕ではなく肩甲骨から動かし、足さばきでは常にかかとを地面から浮かしつつ、股関節もよく動かす。全身の関節を動かすおかげか、最近では血流も良くなり、肩こりや冷えが改善されたのを実感しているという。
先輩の背中を見ながら、生涯を通じて剣道で健やかに
剣道は上手な人ほど力みがなくしなやかに感じる、と大橋さん。
「打つ瞬間がわからないくらい、すっといつのまにか打たれている感覚です。力むと疲れますし、息が上がって心肺ももたないんです。筋力に頼らないからこそ何歳になってもできるのではないかと。実際、道場には年上の方がたくさんおられます。みなさん、しゅっとした後ろ姿が美しく、憧れますね」
剣道はメンタルにも良い影響を及ぼしているという。もともとランニングが好きで、体を動かす気持ち良さは知っていたが、剣道は大きな声も出すため、なおさら清々しいのだとか。
「お稽古中は無になるというか、集中するので瞑想のような状態です。それに、目指すべき先輩方の背中を追えるのはとても貴重なこと。継続こそ力なので、ずっと続けていきたいです」
『クロワッサン』1162号より
広告