スタイリスト大草直子さんの大人のジュエリー選び、5つの法則
撮影・宮濱祐美子 スタイリング・大草直子 ヘア&メイク・MAKI 文・一寸木芳枝
「そもそも、日本の女性は圧倒的にジュエリーをつける数が少なすぎる! パリやミラノのマダムたちを見ていると、ブランド、素材、テイスト、年代、そして価格まで。上手にミックスして、たくさん重ねづけしているのが本当に素敵。私たちももっと、人とかぶらない〝ワン&オンリー感〟を取り入れるべきだと思います」とスタイリストの大草直子さん。
大草さんが提案するのは、「出し惜しみせず重ねる」、「思い込みをなくす」ということ。その2つをベースにちょっとのコツを覚えるだけで、見違えるという。
「シルバーならシルバー、ゴールドならゴールド、ブランドは統一。そんな思い込みのルールは、頭から追い出すの。みなさん、真面目すぎますよ。ジュエリーには、気持ちを引っ張ってくれる力強さがあり、寄り添ってくれる優しさがあり、時に勇気づけられることさえもあります。年齢を重ねていくように、ジュエリーも臆せずレイヤードしていきましょう」
“イヤカフにも挑戦してみる”
「流行していても、取り入れるかどうかは慎重。ただ、イヤカフはピアスホールをもう1つ開けるよりも簡単で、これも重ねづけすることで顔周りが華やぎます。大人世代の方にもぜひチャレンジしてほしいです」(大草さん)
“色石を重ねる時は、トーンを合わせる”
「濃い緑のエメラルドと濃い赤のルビー、共に透明感のあるスモーキークオーツとトパーズといった具合に、色は違っても濃度が合えばなじみます。今っぽいデザインの色石のジュエリーは、セレクトショップにも豊富」(大草さん)
“旬のブローチを首周りに”
「“来賓”に見えないよう、異なるフォルムや大きさの違うものをミックスして、複数つけるのがコツ。ピンバッチをブローチとして応用するのも手。ネックレスは首がこる、肌が荒れる……という人にも選んでほしい」(大草さん)
“シルバーとゴールドはどんどんmix”
「シルバーとゴールドを重ねづけする際は、2つがミックスされているアイテムを1点、ハブとして取り入れましょう。その上で、夏はシルバーを多めにして清涼感を高めるなど、温度感を調節して」(大草さん)
“ブレスレットで手首周りにボリュームを持たせる”
サイズを気にしなくてもいいブレスレットは、重ねづけ初心者が取り入れやすいアイテム。「人とかぶらずオリジナリティも出しやすいため、“それ、素敵ね”、なんていうふうに、話題のきっかけづくりとしても有効です」(大草さん)
『クロワッサン』1160号より
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