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重曹は便利!──松田美智子の「くらしの歳時記」

古くから伝わる習慣やしつらい、暮らしの知恵。松田美智子さんが取り入れている“歳時記”を紹介します。今回は「重曹」。

撮影・鍋島徳恭

重曹は便利!──松田美智子の「くらしの歳時記」

お料理、お菓子に掃除にと、重曹の力は家庭の強い味方です

重曹=炭酸水素ナトリウム。NaHCO3。熱や酸と反応すると、二酸化炭素CO2を出すので、お菓子を膨らませたり、揚げ物がカリッとします。気をつけなくてはいけないのが、市販の重曹には食用と掃除用と薬用があること。製造時の製法、純度が違います。掃除に食用や薬用は代用できますが、その逆はできないので、注意してください。私は料理には、特に魚介の唐揚げや竜田揚げを外側カリッ、中フワッとジューシーに仕上げたい時に使います。粉1/4カップに小さじ1/5~1/4の重曹を混ぜてつけ、油で揚げます。カリッジュワが口に広がると、料理は「理を料る」という漢字の通りだと実感します。また、なんちゃってパン・ド・カンパーニュを焼く時などにはベーキングパウダーも使います。炭酸水素ナトリウムに加え、活性剤が含まれているので、酸がなくても威力を発揮、安定しています。重曹との違いを知って、料理に合わせて使い分けると失敗なしです。

重曹は便利!──松田美智子の「くらしの歳時記」

重曹+酸=料理も掃除も成功!

唐揚げは、下味に酸味を加えると、カリッジュワッが成功します。白身魚300gを3cm大に切り、レモン汁大さじ2、にんにくすりおろし小さじ1/3、魚醤大さじ1、白胡椒少々でマリネし、薄力粉1/4カップに重曹小さじ1/5を混ぜてつけ、170℃の米油で揚げました(材料は2人分)。排水口掃除には、排水口の中に1cm厚ぐらいに重曹3:クエン酸1を広げ、沸騰した湯をゆっくり回しかけると、シュワシュワと発泡。その後お湯を流すと通りが良くなります。

  • 松田美智子

    松田美智子 さん (まつだ・みちこ)

    料理研究家

    『65歳からの食事革命』『家庭料理は郷土料理から始まります。』ほか著書多数。調理道具「JIZAI」をプロデュース。m-cooking.com

『クロワッサン』1160号より

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