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「起き抜けのだるさ」にはターメリックを。アーモンドミルクのターメリックラテ【ちづかみゆきさんの養生温レシピ】

暑い季節の不調にこそ、温かいスープやお茶がおすすめ。香り豊かなスパイスやハーブの持つ力を活かしたレシピで、体を労りましょう。

撮影・尾嶝 太 スタイリング・渡邉美穂

起き抜けのだるさ >> ターメリック

室内外の寒暖差による自律神経の乱れや、就寝中の冷房による冷えにより、朝起きた時にだるさを感じることが多いはず。ターメリックは、気の流れをよくするとともに、血流改善を促すスパイス。「寝起きに飲むと、体の内側から温まり、スッキリ目が覚めます」

アーモンドミルクのターメリックラテ

「起き抜けのだるさ」にはターメリックを。アーモンドミルクのターメリックラテ【ちづかみゆきさんの養生温レシピ】

ハチミツでほんのり甘味をつけて飲みやすく。「アーモンドミルクは飲み心地がスッキリ。牛乳や豆乳でもおいしく作れますよ」

【材料(2人分)】
ターメリックパウダー 小さじ1/8~1/4
アーモンドミルク(無糖)200ml
はちみつ 小さじ1

【作り方】
材料すべてを鍋に入れ、混ぜながら温め、沸騰直前で火を止める(もしくは600Wの電子レンジで1分半加熱する)。はちみつを加える。

蒸し暑さで消化力が落ちたり、室内外の温度差で体がだるくなったりと、不調を感じやすい季節です。

「暑さからつい冷たいものを食べたくなりますが、冷えた食事のとりすぎは胃腸の働きを弱めて、さらなるトラブルを招くので注意。温かいスープやドリンクで体をケアしましょう」と、国際中医薬膳師のちづかみゆきさん。

「古くから生薬として親しまれてきたハーブやスパイスは、ちょっとした日々の不調によいとされています。ハーブは、フレッシュなものを野菜感覚でたっぷりと食べるのもおすすめ。スパイスは少量でも他の味が引き立つので、塩分なども抑えられ、体にやさしい味わいに仕上がります」

  • ちづかみゆき

    ちづかみゆき さん (わかい・めぐみ)

    料理研究家、国際中医薬膳師

    国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で薬膳を学び、薬膳料理教室「meixue(メイシュエ)」を主宰。雑誌や企業へのレシピ提供やイベント講師も務める。著書に『暮らしの図鑑 薬膳』(翔泳社)。

『クロワッサン』1122号より

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