ほたてのソテーと桃のガスパチョ【小堀紀代美さんのレシピ】
シーフードの新しい食べ方と出合える果物とのフュージョン(融合)。冷えたワインとどうぞ。
撮影・小林キユウ スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね
ほたてのソテーと桃のガスパチョ
桃×ほたて
桃をほんのり酸味の効いたガスパチョに仕立て、ソース代わりにたっぷり添えて。プリプリの貝柱の甘み、トレビスやラディッシュのピリッとした苦味と相まって、これぞ出合いものの新境地。小さなグラスに分けて、前菜として出しても気の利いた一品に。
【材料(2人分)】
桃 1〜2個(正味250〜300g)
ほたて 6個
ラディッシ ュ2〜3個(薄切り)
トレビス 少々(千切り)
A[ミニトマト 5個(湯むき)、にんにく ほんの少し(すりおろし)、ホワイトバルサミコ酢 大さじ1/2(なければ白ワインビネガーにはちみつ 少々)、レモン汁 小さじ1、塩 小さじ1/4〜]
オリーブオイル・塩 各適量
ピンクペッパー 少々
【作り方】
1.桃は皮と種を除き、適当な大きさに切ってボウルに入れ、Aと混ぜて10分おく。ミキサーになめらかになるまでかけ、冷蔵庫で冷やしておく。
2.ほたては塩をからめて洗い、水気を拭く。フライパンにオリーブオイル少々を強めの中火で熱し、表面を焼いて塩をひとつまみふる。
3.冷えた1のスープに、焼いたほたてをのせ、ラディッシュ、トレビスをそえる。オリーブオイルをまわしかけ、ピンクペッパーを指で潰しながらふる。
*桃がなければマンゴーでも同様にできる。
『クロワッサン』1119号より
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