東京・新田神社での開運行動は卓球!?
撮影・青木和義 文・長谷川未緒
東京・武蔵新田|新田神社
境内にある卓球台で、思い切り遊ぶと吉。
南北朝時代の武将・新田義興公(にったよしおき)をまつる新田神社は、ドラマの撮影地としてもよく知られる清々しい神社だ
平賀源内が敷地内の竹で厄除招福の「矢守(破魔矢の元祖)」を作るなど、ユニークなエピソードも多い。
ミウマさんがこの神社で注目したのは、日本を代表するデザイナー・浅葉克己さんが寄贈した石の卓球台だ。
「童心に返ることも、今年おすすめの開運行動なんです。ラケットとボールを社務所で貸してくれるので、ぜひ日常を忘れて遊んでみてください!」
新田神社
1358年に創祀。御祭神の新田義興公はその勇猛果敢さから、運を拓き、幸せに導くとされ、旅の守護神とも。境内には樹齢700年の大ケヤキがあり、江戸時代に落雷に遭っても枯れなかったことから健康長寿の御利益で知られている。
●東京都大田区矢口1・21・23
TEL.03・3758・1397
終日自由参拝
琉球鑑定士ミウマさんに聞いた、今年訪れたいパワースポット
「今年は軽やかな格好で、アクティブに外に出かけていくことが開運行動なので、大人の遠足はいいテーマですね」
と語るのは、琉球鑑定士のミウマさんだ。九星気学によると、今年は三碧木星(せんぺきもくせい)。仕事運がほかの運を引っ張り上げてくれる年だとミウマさんは言う。
「仕事といっても、日々のルーティンワーク全般、家事なども含まれます。仕事運が上がり日常がスムーズに流れることで、健康運や出世運、金運などにも連鎖していくのが今年の流れです」
商売繁盛などの御利益で仕事運を上げてくれる神社に行く、スピーディーに行動する、新しいことを始める、積極的に外出するといったことが、開運アクションに。また、三碧木星は水や木、雷と相性がいいので、きれいな水や大木がある場所、雷にちなんだ場所もエネルギーをチャージできる。
「木は見るだけでもいいのですが、触るとさらに元気になれます。僕は神社に行くと、御神木の前に立って深呼吸をしてから軽く手をあてています。ときには木を見上げて長時間眺めていることも。心が落ちつき、力が湧いてくる気がするんです」
干支の甲辰(きのえたつ)は三碧木星の運気と似ていて、水や龍にちなんだ場所、まっすぐ伸びる木、朝日などの東のエネルギーを感じられるものがパワーアップのキーワード。攻めの姿勢で、迷わず、ぐんぐん進むことで、負けない自分を作れるという。今回は、そんな開運ワードにちなんだ、ミウマさんおすすめのスポットを紹介してもらった。
「運はどこからでもいくらでも持ってきていい。遊びに行くついでにパワースポットを訪ね、楽しい時間を過ごしてプラスの言葉を口にする。そしてめでたい人間でいることが、最高の開運アクションになると思います」
『クロワッサン』1116号より