カリッと香ばしい、フライパンで作るトーストとベーコンエッグ両面焼き【坂田阿希子さんのレシピ】
日々の食卓を支える、頼もしきフライパン。その使い勝手を愛する料理家に、お気に入りのフライパンと自慢の料理を聞きました。
撮影・黒川ひろみ
ベーコンエッグ両面焼き
蓋をして卵を蒸らしたくないならこの方法。水分を入れないから、からりとした焼き上がり。多少破けたっていいんです!
【材料(1人分)】
卵 2個
ベーコン 3枚
【作り方】
フライパンを熱し、ベーコンを入れて中火で焼く。脂が出てきたら卵を割り入れる。裏面がこんがりして、表面の白身が固まったら一度裏返し、すぐ器に盛る。
カリッとトースト
オーブントースターで焼くよりも、焼き目が香ばしく、内側が乾かないのが利点。好みの食パンを厚めに切ってお試しを。
【材料(1人分)】
食パン(厚切り)1枚
【作り方】
フライパンを熱して食パンを置き、片面がきつね色になったら返して同様に焼く。
「なんでもない料理もご馳走に。 動かさずにじっくり 焼きつけます。」
「ドイツのタークというブランドのものを愛用しています。厚みがあって重いからこそ、焼きつける調理に最適」というのは、料理家で洋食店店主としても腕を振るう坂田阿希子さん。
「鉄のフライパンが大好き。何しろ焼き目のこんがり具合が違います! 小さな直径20cmのフライパンは、1人分の朝ごはんを作るときに大活躍。目玉焼き2個分がぴったりの大きさなんです」
目玉焼きの作り方にはそれぞれの流儀があるが、坂田さんは両面焼き。水分を入れずにカリッと仕上げる。「パンもフライパンで焼くのが好み。中は乾燥せず、表面だけによい焼き目がつくんですよ」
『クロワッサン』1055号より