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立つ、歩くための要、お尻のマッサージ。

体を支持する筋肉が凝り固まると、筋肉本来の動きができず、背骨のS字カーブも崩れ不調の原因に。筋肉の動きを取り戻し、背骨の老化を防ぐマッサージを紹介します。
鍼灸師であり指圧師の石垣英俊さんに教わります。

撮影/岩本慶三 文/石飛カノ モデル/北川リサ スタイリング/高島聖子 ヘアメイク/村田真弓

立つ・歩く。基本動作の要、お尻を柔軟に。

脚のつけ根や股関節の痛みは背骨の老化によって引き起こされることが少なくない。放っておくと立つ、歩くといった基本的な日常生活活動に支障が出ることも。

背骨リセットで背骨をニュートラルな状態に戻し、背骨養生メソッドでさらなる改善を目指しつつ、立位姿勢の維持や歩行に欠かせないお尻の筋肉の緊張をやわらげる。

背骨の若返りと緊張のリリースを同時に行うことが重要。

【このあたり】

立つ、歩くための要、お尻のマッサージ。

(臀部)をマッサージ

立つ、歩くための要、お尻のマッサージ。

横座りになり、骨盤の前にある骨の出っ張った部分のやや後ろ側に左右の指先を合わせるようにして当て、30〜90秒圧をかける。逆も。

立つ、歩くための要、お尻のマッサージ。

マッサージしたいのはこの部分。片手を太もものつけ根に回し、親指がちょうど当たる凹んだ部分。筋肉名でいうと中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋だ。

  • 石垣英俊

    教えてくれたのは

    石垣英俊 さん (いしがき・ひでとし)

    鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師

    静岡県出身。臨床家の父親に鍼灸治療を師事。体の痛みや不調に悩んでいる人へ、よりよい施術、環境、アドバイスを提供すべく研鑽を積んでいる。神楽坂ホリスティック・クーラ(R)代表。著書多数。

『Dr.クロワッサン 痛みとコリをすっと消す、自分でできる整体』(2020年4月28日発行)より。

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