酢は酒からできています。
穀物や果物など、糖質の多い原料を酵母で発酵させるとアルコールが生まれ、そこに酢酸菌を加えて酢酸と水に変えたのが酢です。日本の酢は穀物が原料なので、そのままでは発酵しないため、麹菌で酒を作り、さらに酢酸発酵させます。
酢には健康維持に役立つ多くの効果が認められています。まず、食後血糖値の急上昇を抑える働きがあり、小腸での糖の吸収をゆるやかにする効果が得られます。
毎日酢を飲むと、血中コレステロール値が下がることや、高めの血圧が下がることも立証されています。内臓脂肪が減少するという研究発表もあります。
毎日大さじ1杯程度を継続して摂るのがおすすめです。
酢に含まれる酢酸は疲労回復やエネルギー代謝の改善にも役立ちます。