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中園ミホさんが実践している、お金が貯まる財布の条件10。

人気脚本家で、占い師としても活動している中園ミホさん。金運アップのお財布には大きな特徴があるそうです。

撮影・市川慶子(物)、天日恵美子(人物) スタイリング・仮屋薗寛子 イラストレーション・山口正児

数々のヒットドラマを手がけてきた中園ミホさんだが、最近は、占い師としての活動にも力を入れている。
20代の頃に、数気学や四柱推命の占いの大家、今村宇太子(うめこ)さんに弟子入り。本人の代理で占うまでに。顧客には、有名人など、お金を持っている人が多かった。

「そういう人ほど、占いや縁起を大事にしますね。私の金運はともかく、お金持ちの法則のようなものは、わかるようになりました」

現在はオリジナル占い「福寿縁うらない」も考案。

1.お金を持っている人に財布をもらうと金運アップ。

「私が第一にお勧めしたいのが、お金持ちの人から財布をもらうことです」

1997年、原作のドラマ化をきっかけに知り合った林真理子さんからもらったのが最初。

「その頃、小さいマンションを買ったばかりで、カーテンをつけるお金もなくなってしまい、これはなんとかしなければと、林さんにお財布をくださいとお願いしてみました」

金運は確かにアップしたという。それから10年後、韓国のある大物プロデューサーから、財布をプレゼントされ、金運が「爆上がり」に。

「ただ、お財布をもらうと、その人のお金の使い方もうつるんですね。高い服をたくさん買ってしまったり(笑)。それでも効果は抜群です」

中園ミホさんが実践している、お金が貯まる財布の条件10。
中園ミホさんが実践している、お金が貯まる財布の条件10。

お金持ちにもらった、歴代の金運財布。偶然だけど、緑と黒ばかり。

(A)「自分の財布も緑だから、金運が上がるのでは」と、韓国の大物プロデューサーにもらったグッチ。

(B)作家・林真理子さんからもらったジル・サンダー。ドルチェ&ガッバ
ーナに続く、2番目のプレゼント。

(C)林真理子さん原作の『下流の宴』の脚本を担当したときに、お願いして買ってもらったボッテガ・ヴェネタ。

(D)日本の有名プロデューサーからもらったエルメス。お願いしたら、ハワイのお土産として買ってきてくれたそう。

2.すり切れたり汚れたり。傷んだ財布は使わない。

前述の林真理子さんにもらった財布。愛用していたら、すり切れてきて、ある日それが本人に見つかってしまう。すぐさま新しい財布をくれたそう。

「さすがわかっていらっしゃる、と思いました。傷んだ財布を使っているのは、ダメなんです。お金が居心地いいようにしてあげることが大事」

明るいところで、きちんと見てときどきチェックを。

3.お札と小銭は分けるのがベター。カードは最小限に。

多くの人が、お札入れに、カード入れと小銭入れがついている財布を使っているのではないだろうか。

「実は、お札と小銭は分けておいたほうがいいんです。お札は、入ってくるお金の象徴。それを小銭と一緒にするのは、お札にとって居心地が悪い」

お財布をゴソゴソ探すのも、あまり格好よくはない。

「小銭と数枚のカードを、小さいカードケースに入れて使うのは、運気的にもいいです」

4.金貨やお守りを入れるといいとよく聞くけれど?

「金貨をお財布に入れておくといい、と聞いてさっそくやってみたことがあります。でも、なんと1週間で、普通の小銭と間違えて使ってしまって。ショックでしたね。もともと、ていねいにお金を見て使う人には、きっとプラスになると思います。でも、私のようなズボラな人間には向いていませんでしたね」

散財しがちな人は、逆に高価なチャームを入れて、慎重に扱う習慣をつけてみては。

5.領収書は毎日出し、すっきりした状態で使う。

「これは実はとても大事です。必ず毎日出してください」

領収書は、使った結果なのでマイナスの意味があり、増やしたいはずのお札と一緒にしておくのは、悪い影響が。領収書でパンパンの財布は、見た目もよくない。

中園ミホさんが実践している、お金が貯まる財布の条件10。

6.色は緑が最強。黒、茶も、 確実にお金が入ってくる。

「お財布は緑が最強ですね。私が師事していた今村宇太子さんは、自分の財布も、人にプレゼントするときも、緑でした。私も、韓国のプロデューサーから緑の財布をもらってびっくり。お金持ちは、黒、茶も多いですね。黒はどちらかというと、出ていかないための財布。若い人だと、入り方が地味になるので、金の金具がついているものがいいです」

占い師・ゲッターズ飯田さんによると、日本では昔から金庫の色は緑だし、効果が期待できるそう。

【 ◯ 】

●緑
才能、仕事、成長、健康の色なので、自分も伸び、お金も入ってくる。
●茶
お金が寄ってくる。お金と相性がいい色。薄い茶から焦げ茶までOK。
●黒
既にお金を持っている人が、増やすよりも、守りたいときにぴったり。

【 △ 】

●ゴールド
生活全体が華やかになり、金運も派手に。お金は入るが出ることも多い。
●ピンク
恋愛や出会いにはよく、ごちそうされる機会が増えるかも!?
●黄
気分も華やぎ、お金が入ってくるが、使う機会も増える。
●白
お金が浄化される、といわれ、水商売の人に向くが、出費も多い。

【 × 】

●青
水を連想する色。流れる、という意味なので、財布には向かない。
●赤
中国では厄除の色だが、日本では「赤字」を連想させるのでNG。

7.古い財布も捨てないで、通帳入れなどに利用する。

「気に入っているのに、自分の生活状況と合わなくて使わなくなる財布もありますよね。私の場合、ドラマの現場などでは、長財布は意外と使いにくいことも。そんなときは、家で通帳入れにしています」

仕事先にはちょっと……と思っても、自宅近辺で気軽にポケットに入れて出かけるときには、なじんだ財布を長く愛用している。

「風水師のDr.コパさんによれば、使わなくなった財布は、北側の静かなところに寝かせておくのがベストだそう」

8.替えどきにはいろんな説が。運気を変えたいときが目安。

1年に1回替える、という人も、できるだけ長く使ったほうがいい、という人もいる。

「個人的には、金運が下がってきたと思ったら替えています。借金を作るとか、どん底までいかなくても、なんだか金運が落ち着いてしまった、と感じるときがあるもの。そう思ったら替えどきです」

金運がダウンする前に、自分から運を食い止めるというイメージで、気持ちを切り替えましょう。

9.気に入った財布を直感で選ぶのはOKです。

「デザインを見て一目惚れ、ということは案外ないもの。波動が合った証拠ですから、そんなときは少々高くても買ってしまいましょう。好きかどうかは何より大切。お気に入りの財布を毎日使って、ハッピーでいたほうが断然いい」

人の財布を見せてもらうのが好き、という中園さん。

「お金持ちは、みな見事に、その人に似合う財布を使っています。お金にも愛されている証拠のように感じます」

10.年収1000万欲しければ、 10万円の財布を買う。

「希望する年収の100分の1の財布を持ちましょう。1000万円なら10万円の財布。思い切って買うことが、やる気につながります」

頑張ってほしい家族や友人に、いい財布をプレゼントするのも意味があることです。

中園ミホさんが実践している、お金が貯まる財布の条件10。
  • 中園ミホ

    中園ミホ さん (なかぞの・みほ)

    脚本家

    数々のヒットドラマを持つ実力派。『占いで強運をつかむ』(小社刊)が人気。公式サイト「中園ミホ 解禁! 女の絶対運命」 https://nakazono-miho.com

『クロワッサン』1048号より

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