冷えの症状は自律神経の乱れで引き起こされることが少なくありません。
日中の仕事モードのときは自律神経の交感神経が主に働き、夜間は副交感神経が働きます。前者は血管を収縮させたり心拍数を上げてカラダをアクティブにし、後者はその逆の役割を果たします。
手足の先に冷えの症状がある人は、交感神経が常に強く働いているため、血液が末端まで行き届いていない可能性あり。腹式呼吸でカラダを副交感神経モードに。
冷えの症状は自律神経の乱れで引き起こされることが少なくありません。
日中の仕事モードのときは自律神経の交感神経が主に働き、夜間は副交感神経が働きます。前者は血管を収縮させたり心拍数を上げてカラダをアクティブにし、後者はその逆の役割を果たします。
手足の先に冷えの症状がある人は、交感神経が常に強く働いているため、血液が末端まで行き届いていない可能性あり。腹式呼吸でカラダを副交感神経モードに。
お腹の奥にある筋肉をのばして深い呼吸を。副交感神経をオン。
椅子に深く座り、下腹部に両手を重ねて置く。口から息を吐いてお腹を凹ませ、鼻から息を吸ってお腹を膨らませる。1分間続けて。
(A)口をすぼめてゆっくり長く息を吐く。
(B)目を閉じて、ややうつむき加減で。
(C)息を吐くときにお腹を凹ませる。
(D)左右の手を下腹部の上で重ねる。
(A)鼻から息をゆっくり大きく吸う。
(B)息を吸うときは顔を上げながら。
(C)息を吸いながらお腹を膨らませる。
『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。