おつまみにも。アボカド＋海苔＋きゅうりの春巻き【チオベンのレシピ】。

火の通ったきゅうりが新鮮。とろっとしたアボカドと海苔の香りでさっぱりいただける。

【材料（2本分）】
アボカド1/2個（60g）
板海苔全形1/4枚
きゅうり1/4本
下味［しょうゆ大さじ1　レモン汁少々　塩ひとつまみ］
春巻きの皮（小）4枚
揚げ油適量

【作り方】
1.板海苔を細かくちぎってボウルに入れ、下味の材料をもみ込んで5分ほどおく。アボカドを1cm角に切る、きゅうりは5㎝長さでマッチ棒状に切る。
2.春巻きの皮1枚にきゅうりとアボカド半量を置き、のり半量をまんべんなくのせて包む。春巻きの皮1枚でもう一度巻く。同様の手順で春巻きを2本作る。
3.揚げ油を高温（180度）に熱し、2を入れる。上下を返しながら3分ほど揚げ、取り出して油をきる。

パリッパリに揚がった香ばしい春巻きを一口かじると、うま味がジュワッと広がる。チオベンの看板メニューである美味しい春巻きの秘密は、皮の2枚巻きにある。料理家の山本千織さんは言う。

「春巻きは蒸し物なんです。高温で揚げることで外側の皮がサクッとする一方、内側の皮で素材が蒸される状態になる。うま味を封じ込めてくれるんですね」

また、食べて驚きのある具材の組み合わせにも、ちょっとしたルールがある。

「春巻きの中身は、肉や魚、えびなど主役になる“味になるもの”、長いもやアボカド、里芋など熱を加えると形状が変わる“つなぐもの”、そしてえごまやシソ、ハーブなどの“薬味”の3つを組み合わせています。今回ご紹介したレシピに慣れたら冷蔵庫の残り物でやってみてください」