ホイルシートから加熱できるポリ袋まで。調理の手間を減らしてくれる、キッチンの名脇役6つ。
そこでスタッフが「買ってみたら最高」「もう手放せない」、そんな「私を救った台所道具」を熱く紹介します。
文・松本昇子
[ストレスフリーに導く名脇役。]
調理中の些細な手間からくるプチイライラは、積もれば大きなダメージに。それらを未然に防いでくれる、縁の下の力持ち。
キチントさんフライパン用ホイルシート
そもそも魚焼きグリル洗いが大嫌い。自宅では一切魚を焼かなかったのにコロナ禍で料理のバリエーションが必要になり、知人に勧められて使ってみてビックリ。「シートを敷く」という単純なアクションですが、グリルを使わないで済むから洗う必要もない。そして焼き上がりの質も上がる。魚だけでなく餅、市販のうなぎ、焼き鳥の温めなど、タレ系のものにも重宝しています。汚れてもさっと捨てればいい。ああ素晴らしい! (編集Y・50代)
イワタニのアイラップ加熱できるポリ袋
加熱できるポリ袋。地味だけど本当に便利。忙しい朝の副菜や、肉を焼いたときに付け合わせにするほうれん草の加熱、この袋に放り込んでレンチン。コンロが1つぶん空くし、洗い物もない! ネットショップでまとめ買いしています。(編集K・50代)
エビスの絶品レンジでパスタ
もともと、寮生活を送っている息子に去年送ったもの。どんな仕上がりになるのか知りたくて使ってみたらとても美味しくできるのでびっくり。もっちりとして、生パスタに近くなる感じ。そして期せずして入った自粛生活でも大活躍。パスタって手軽料理の代表のように言われますが、たっぷりのお湯を沸かして、それなりの量の塩も投入し、茹で時間10分とか、そんなに時短でも手抜き料理でもないですよね? でもこれならかなり負担減。1人ランチとか、夕食の軽いシメにとてもいい。チンしている間にフライパンに明太子とバターを入れて牛乳でのばしておけば、あっというま。(編集A・50代)
スケーターのステンレスカッター式バターケース
1切れ10gのバターがワンアクションでできて、保存ケースにもなる便利グッズ。百均ショップでも同じコンセプトのものはあるけれど、切れにくいという声もあったので、ちょっと奮発。3000円ほどですが性能は抜群。お菓子作りに便利だし、切るときの楽しさは家族で取り合い。注意点はPB系バターはちょっと小さかったりするので、これで切っても10gに満たないこと。一般的なメーカーのものなら間違いありません。(編集H・40代)
ダルトンのニーディングマット
小学生の子どもの体力と暇の持て余しをなんとかするには時間がかかるお菓子やパン作りが一番。動きの大きい子どもと一緒に作るなら、とベーキングマットなるものを購入したら、これが大正解。リビングテーブルでパン生地とか餃子の皮をこねるのにとても便利。薄手だから洗って適当にひっかけておけばすぐ乾いて衛生的。丸められるので収納もラク。ちょっと職人ぽくてなんとなく作業中の姿もサマになり、子どもも大人も盛り上がります。(編集K・40代)
下村工業のホットプレートはさみ
今年は自宅調理の回数がぐっと増えて、包丁を使うのが面倒な時に頼るように。使ってみると肉や魚調理もむしろ包丁よりいいのでは?と思うこともしばしばで、「はさみ調理」の可能性にも開眼しました。コンパクトで使いやすく、ずっと使っているのに切れ味のよさは持続中。刃先には耐熱のガードが付いていて、今年になって家でホットプレート料理をすることが増えたのでさらに重宝。プレートで直接使えます。(web編集Y・30代)
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