【豊洲市場】移転から半年、話題の豊洲市場のグルメ&買い物ツアー体験記。
ニューオープンやリニューアルした施設、新緑を満喫できるレストラン、新しい東京の台所など、とびきりの新発見をお届けしましょう。
撮影・谷 尚樹 文・嶌 陽子 イラストレーション・クレメンス・メッツラー 資料提供・AFLO
天房(てんふさ)
新鮮な魚介をさくさくの天ぷらで。
市場内で人気の天ぷら専門店。店内に入ると、揚げ油のいい香りに食欲がそそられる。新鮮な素材を丁寧に揚げる天ぷらは、さくさくの衣と特製だれの相性がばつぐん。5種類ほどのネタが日替わりの「本日の天丼」1,600円は、食べ応え満点。そのほか、まぐろの刺し身に天ぷらの小鉢がついた「まぐろ定食」1,100円も人気メニューだ。
青果棟(5街区)1F TEL.03-6633-0222 営業時間:7時〜14時(材料なくなり次第終了)
築地正本(つきじまさもと) 豊洲市場店
一生ものの包丁がきっと見つかる。
築地に本店を構える包丁の専門店。プロの料理人向けのものから家庭用まで、幅広く取り扱っている。さまざまな形の包丁がずらりと並んだ様子は圧巻だ。一流の料理人にも愛用者がいるだけあり、その品質は折り紙付き。家庭用の三徳包丁は1万500円からで、名入れも可能。他の店で買った包丁でも2〜3日で研いでもらえるのもうれしい。
水産仲卸売場棟(6街区)4F魚がし横丁内TEL.03-6633-0507 営業時間:6時〜14時頃
茂助(もすけ)だんご
お茶休憩やお土産探しにぴったり。
名物のだんごが人気の和菓子店。野点傘が目を引くイートインコーナーは、散策の途中にお茶や甘味でほっとひと息つくのにちょうどいい。卵の雑煮や玄米のだし茶漬けはここでしか食べられないメニュー。店頭にはだんごや大福のほか、上生菓子や柏餅、水ようかんなど、季節感あふれる和菓子がぎっしりと並び、ついお土産に買って帰りたくなる。
管理施設棟(7街区)3F TEL.03-6633-0873 営業時間:5時〜15時
KOTOBUKIフーズインターナショナル
世界各地の「旬のチーズ」が揃う。
ヨーロッパをはじめ、世界各地のチーズを扱う店。提携生産者からホールのまま輸入し、店頭でカットしているため、鮮度は抜群。「旬のチーズを楽しんでほしい」との考えから、季節に合わせて品揃えを変えているのも特徴。どれもが、これまでのチーズ観を覆すほどのおいしさだ。一緒に合わせる食材やお酒も揃い、チーズの世界を丸ごと堪能できる。
水産仲卸売場棟(6街区)4F魚がし横丁内 TEL.03-6633-0380 営業時間:5時〜13時
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