【買ってよかったもの】お手入れラクラク、そのまま食卓で使える、「かもしか道具店」の溝のないすりバチ。
写真・文 クロワッサンオンライン
とにかく荷物を増やしたくないたちなので、お料理のプロからは叱られそうですが、調理器具はなるべく買わずに似たようなうつわで済ましています。たとえば、ボウルのかわりに麺鉢、バットはお皿で代用、などなど。
しかし、すり鉢だけは、どうしても代用できる器がなく、もう面倒なのでゴマをするような生活はしない! 最初からすりゴマを買えばいいのだ、と開き直っておりました。
とはいえ、心のどこかですりたてのゴマの香ばしい香りにあこがれていたのでしょう。先日訪れた「中川政七商店」の展示会で出会ったすり鉢は、私の大好きな「一人二役以上」系のすぐれものとあって一目惚れ。帰宅後すぐに最寄りの中川政七商店の店舗で購入しました。
ご覧のすり鉢は、萬古焼の産地として知られる三重県菰野町にある山口陶器のブランド「かもしか道具店」のもの。ご覧のように一見まったくすり鉢には見えません。
これなら、すり鉢としての出番は少なくても、サラダやおかずを盛ったりと普通に使えます。まさに「モノを増やしたくない」私にぴったり。
ちゃんとすれるし、洗うのも簡単。
シンプルなデザインなので、すり鉢として使ったあとは、そのまま野菜などを放り込んでまぜまぜし、食卓に並べても全く違和感なし。
私が買ったのは幅15cmほどの一番便利そうなサイズで、色は他に黒と藍があります。
この他、小さめサイズとして「スパイスすり鉢」もあり、もうじき大きなサイズも発売予定だとか。
今さらですが、すりたてのゴマって香り豊かで本当に美味しいですよね。最近はすりゴマ、焼海苔、ごま油と塩を好きな野菜にふりかけたサラダを、壊れたレコードみたいに繰り返し作っています。簡単だけど何でも「無限レシピ」になる美味しさなので、ぜひお試しを。(クロワッサンオンライン のぐぽん)
のぐぽん
『クロワッサン オンライン』ディレクター。戦国武将から昭和の名建築まで、ちょっと昔のものにときめきがち。痩せようと思って始めた筋トレなのになんだかガッチリ体型になってきたような…というのが最近の悩み。インターネットと連ドラと猫と旅行が大好きです。
広告