くらし

【シンプルライフ研究家のマキさんに教わる】“きちんと丁寧”に憧れはあるけれど。がんばらない家事のコツ。

  • 撮影・柳原久子 文・室田元美

《ルール1》迷わずにひとりで服を着る。

たんすの引き出しに朝夜1セットの着替えを用意。
組み合わせを決めた着替えを、事前に引き出しに入れておく。

6歳の次女の引き出し。保育園に行くとき、夜寝るとき、それぞれの服をセットしておくと自分でちゃんと着てくれる。
同じ型の色違いで服を揃えることで、着替えも簡単に。

《ルール2》朝食を食べたら お皿はシンクへ。

→ワンプレートにすれば面倒がらずに持っていく。
朝は、食事も後片づけもなるべくシンプルに。

 

家族の送り出し、自分の仕事の準備など、忙しい朝には栄養バランスを考えた食事を手早く作りたい。後片づけにも時間をかけずにすむよう、各自がシンクまで運ぶ。

《ルール3》子どもの持ち物は 壁面に収納する。

→勉強机も遊び道具も集めて片づけやすくする。
引き出しや箱を用意しておけば、子どもたちが片づける習慣も。

 

壁面にキッズスペース(前ページKids Speceの写真)を作り、遊び道具やぬいぐるみ、本も収納。大人用の家具で空間にもなじむ。「たから物」、中身は何かな? 折り紙、シールなどでした!

《ルール4》着る組み合わせは自分で選ぶ。

→ラックは上段と下段とで大人/子どもを分けて選びやすく。
家族の服はハンガーラックに。ひと目で見え、選ぶのも簡単。

洗濯物をハンガーごと取り込んで、そのままラックにかければ家事もラク。上は大人、下は子どもの服。夫、長女も毎日、この中から自分で選んでコーディネートしている。

《ルール5》いつもの道具は 椅子にかけたバッグに。

よく使う文房具などはここで一括管理。
使う場所近くに道具を集めてまとめる。

 

家族が思い思いに使うダイニングテーブル。次女のお絵かきセットやドリル、文房具はバッグにまとめて椅子に。
使ったあとはバッグに戻し、テーブルの上はいつもすっきり。

マキシンプルライフ研究家。雑誌やブログで紹介するめりはりの利いた暮らしには多くのファンが。『持たない ていねいな暮らし』『マキ流 やめていい家事』など、著書も多数。

『クロワッサン』991号より

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