【さばと大根のちり鍋】川津幸子さんが教える、だしと具材が絶品の鍋。
この具材とこの煮汁なら間違いない。鍋にはそんな、黄金のコンビネーションがあるのです。
撮影・青木和義 スタイリング・渡邊美穂 文・新田草子
[だしいらず鍋]具材を水や豆乳で煮るだけ。忙しいときにも重宝の4種。
《さばと大根のちり鍋》さばと薄切り大根をさっと、しゃぶしゃぶ風に煮て。
【材料】
さば1/2尾、大根250g、貝割れ菜1パック、万能ねぎ1束、塩小さじ1・1/2、酒大さじ2、昆布5cm、ポン酢しょうゆ[酢・しょうゆ・レモン汁各大さじ2、みりん大さじ1]、ゆずこしょう適宜
【作り方】
1. さばは2cm厚さのそぎ切りにし、分量の塩を溶かした水1カップに10分つける。ポン酢しょうゆの材料を混ぜ合わせておく。
2. 大根はピーラーで長めに薄く削る。貝割れ菜は根元を切り、万能ねぎは7cm長さに切る。
3. 鍋に水3カップと酒、昆布を入れて火にかけ、煮立ったら、大根を入れて煮る。大根に火が通ったら、さば、貝割れ菜、万能ねぎを加えて煮る。
4. 器にポン酢しょうゆ適量を入れておき、煮えた具材を取り分ける。食べるときに好みでゆずこしょうを添えてもよい。
川津幸子(かわつ・ゆきこ)●料理家。手早くおいしい、毎日作っても負担にならないレシピにファン多数。著書に『100文字レシピ』シリーズ、『あの味が自分でできる くいしんぼレシピ』ほか。
『クロワッサン』988号より
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