くらし

【家具・日用品リスクの軽減法】いざというときのために、準備しておきたい4つのポイント。

防災用品は何を備えどこにしまうべきか。命を守り、スムーズに避難するための心得と備えについて、実体験からのアドバイス。
  • 撮影・青木和義 文・丸山亜紀 構成・大川朋子

【石阪式防災のPOINT 1】7割収納でモノを減らし、いつも片づいた部屋にする。

石阪さんが片づけレッスンをしてきた経験上、収納スペースに対するモノの量は「7割」がベスト。家じゅうのモノを全部出し、自分が管理できる量に減らす。アイテムの住所を決めることで、家が散らからなくなり、家事効率もよくなる。また、何がどこにあるかを家族全員が把握できるので、非常時の持ち出しにも功を奏す。

棚から荷物をすべて出し、必要なものをピックアップ。さらにカテゴリー別にする。
Before。壁面収納の中は、雑多な印象。空き箱や不要な本が所狭しと並ぶ。
After。最上段を空け、夫(左下)、妻(右下)、共有(中段)に分けて収納。

【石阪式防災のPOINT 2】銀行カードや保険証書を5秒で取り出せるように。

被災後、すぐに必要なのが現金。キャッシュカードと、保険の請求を迅速に行うための保険証書は必ず持ち出す。誰がどの保険に入っているかや、補償内容を把握するため、日頃からマネーボックスを作り、年に1度はメンテナンスを。印鑑は非常時には不要なため、防犯上別の場所に。非常時は箱ごと取り出し、スーツケースに。

書類はすべて封筒から出し、取り出しやすいようA4サイズに揃える。古い書類は処分する。
書類を挟む個別フォルダーは、ボックス内でさらに分類するために使う。バラバラになりやすい通帳やカードは透明ケースに入れて一目瞭然。マネーボックスにまとめて。
マネー、暮らし、健康、教育、取説/保証書、未処理に分類する。
丈夫で長持ち。ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用・ホワイトグレー 幅10×奥行32×高さ24cm 639円(無印良品 池袋西武 TEL:03-3989-1171)
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