くらし

10月1日リニューアルオープン!内藤廣による「とらや 赤坂店」の建築&インテリアをご紹介。

赤坂御用地の緑を望む地に、とらや 赤坂店が10月1日、建築家の内藤廣さんによる設計でリニューアルオープン。いち早く内覧会に参加したクロワッサンオンラインがまずは建物とインテリアからレポートします。
  • 写真・文 クロワッサンオンライン

ビル建て替えのために一時休業していた赤坂の「とらや」が、約3年の時を経てリニューアルオープン。菓子製造場、売場、喫茶、ギャラリーで構成される新店舗を設計したのは、「とらや 東京ミッドタウン店」「とらや 京都一条店」「TORAYA TOKYO」等を手がけた建築家の内藤廣さん。

扇形の敷地にあわせて扇形に作られたという個性的な建物があるのは、赤坂見附駅から徒歩約7分、目の前に赤坂御用地を望む、都心のオアシスのような場所です。

一階には予約品の引き渡しなどのカウンター、二階には季節限定商品から定番商品までを扱う菓子売り場があります。

黒漆喰の大壁が印象深い菓子売り場

「簡素にして高雅」を常に念頭に置いて設計したという内藤さん。壁や天井にふんだんに使われたヒノキや、黒漆喰の壁など、室町時代後期創業の老舗和菓子店らしい上品なインテリア。

階段や天井など、どこに目を向けても見とれてしまう美しさ。千本格子の衝立など、そこかしこに日本の美を感じます。

3階は、窓一面の緑も心やすらぐ御用場(製造場)を併設した虎屋菓寮(喫茶)。一人でもくつろげる窓に面したカウンター席や、気持ちの良いテラス席、グループにちょうどいい半個室やテーブル席など、座席のバラエティも豊かです。海外からのお客様を迎えるためのバイリンガルスタッフもいて、訪日観光客にも喜ばれそう。

10月27日には「建築家・内藤廣が語る とらや 赤坂店」も開催。お茶・お菓子付きで参加費3,240円(税込)で建物の見どころを本人から聞く貴重な機会です。申込みは、赤坂営業部文化事業課( akasakabunka@toraya-group.co.jp )あてに、名前、住所、電話番号、参加人数を記載しメールにて。先着30名なのでお申込みはお早めに。

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