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【イカと夏野菜のマリネ】料理研究家・本田明子さんの、「酸っぱい」が苦手な家族の箸が進むレシピ。

酢の物やラぺなど“私”が好きな酸っぱい料理を、家族が食べてくれない……。そんな家族全員が満足する方法を探ります。

撮影・岡本 潔

イカと夏野菜のマリネ

【イカと夏野菜のマリネ】料理研究家・本田明子さんの、「酸っぱい」が苦手な家族の箸が進むレシピ。

時間が経つほど味が染みる。冷蔵庫の魚介や野菜を、なんでも入れて完成です。

【材料(少し多めの2人分)】
玉葱1/2個、ミニトマト10個、ズッキーニ1本、いか1杯、マリネ液[塩小さじ1/2、はちみつ小さじ1、胡椒少々、米酢大さじ2(米酢大さじ1+レモン汁大さじ1でもよい)、オリーブ油大さじ2〜3]、レモン薄切り2切れ、パセリみじん切り適量

【作り方】
1.
マリネ液の材料を合わせる。玉葱は薄切りにする。ミニトマトはへたを取り、半分に切る。ズッキーニは厚さ5mmの輪切りにする。いかは足を引っ張って内臓を出し、足と胴に分ける。
2. 湯を沸かし、ズッキーニをさっと茹でる。網などでズッキーニをザルに上げ、水気をきって冷ます。同じ湯でいかの胴と足を茹でる。火が通ったらすぐに取り出し、ザルに広げて冷ます。胴は輪切り、足は食べやすい大きさに切る。
3. ガラスかステンレスなどの器やボウルに、玉葱、ズッキーニ、いか、トマトの順番に重ね入れる。上からマリネ液を回しかける。半分に切った薄切りのレモンをのせて、冷蔵庫で食べるまで冷やす。皿に盛り、パセリをふる。

本田明子(ほんだ・あきこ)●家庭料理研究家。「本田明子キッチン・オフィス」主宰。作りやすさとおいしさを両立した家庭料理が支持を得る。著書に『野菜おかずの作りおき』(学研)など。

『クロワッサン』976号より

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