くらし

【レシピ】グレープシードオイルにはハーブを加えて軽さのあるドレッシングに。

身体にいいのはお墨付きのオイルたち。その個性を引き立てるスパイスやハーブで、驚きの美味しさに出合えるレシピを、料理研究家、ビューティレシピストの松見早枝子さんに教わります。
  • 撮影・岩本慶三

【グレープシードオイル】クセが少なくクリーミー。ハーブやマスタードで軽さを加えたドレッシングに。

その名のとおり、ブドウの種子から採られたグレープシードオイル。ブドウに含まれるポリフェノール由来の抗酸化物質に、脳の活性酸素を取り除く機能があると言われている。またビタミンEも豊富でアンチエイジング効果が高い。クセや香りは少なく、酸化に強い。

「香りもクセもなく、熱にも強いので万能に使えるオイル。きれいなグリーンをしているので、色を生かしたドレッシングを作ると楽しいです」

(左)色が薄めなのでオリーブオイル感覚で気軽に。ピュア グレープシードオイル 230g 630円(鈴商 TEL:03-3225-1161) (右)低温圧搾製法のため、緑の色が濃く栄養分が多い。グレープシードオイル 460g 1,100円(ケータック・プランナーズ TEL:03-3808-1286)

【ジェノベーゼソース】

質感はちょっと重ためのグレープシードオイル。フレッシュバジルをたくさん使うジェノベーゼソースにして軽さを加えたい。
「冷たいパスタのサラダ仕立てにすると爽やかです。そうめんにも合いますよ」
さっと茹でたタコとポテトのサラダや、塩こしょうしてソテーした魚のソースにしても。

[材料] 
グレープシードオイル大さじ4 バジルの葉25g にんにく2かけ 松の実40g 塩小さじ1/2

[作り方]
1.
バジルは洗って葉を摘み、キッチンペーパーなどに挟んでよく水けを取る。松の実はオーブントースター等で1〜2分香ばしくローストしておく。
2. 全ての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌する(ミキサーがない場合はすり鉢で)。

【フレンチマスタードドレッシング】

粒マスタードのプチプチ食感が楽しい、緑色のフレンチドレッシング。程よい酸味は洋食系サラダに広く使える。
「これさえあれば何にでも、という便利なドレッシングです。シンプルな洋野菜のサラダに加えて、コールスローや、玉ねぎをマリネしてスモークサーモンに添えても美味しいですよ」

[材料]
グレープシードオイル大さじ4 粒マスタード小さじ1 白ワインビネガー大さじ2 砂糖小さじ1/2 塩小さじ1/4

[作り方]
全ての材料をよく混ぜ合わせる。

松見早枝子(まつみ・さえこ)●料理研究家、ビューティレシピスト。身体によく美味しいレシピの提案に定評がある。著書に『雑穀、豆、野菜できれいになるレシピ』(文化出版局)など。matsumisaeko.com

『クロワッサン』973号より

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