焦げつき汚れで頼れるのは 定番アイテムに+αのテクニック。
4人の料理上手が愛用する、洗い物アイテムをご紹介。
撮影・三東サイ
クリームクレンザー ジフ
「鍋やフライパンの焦げつき汚れは、クリームクレンザーを垂らしてラップを丸くまるめたもので擦ります。キレイに落ちますよ」(坂田)。研磨剤は天然成分カルサイト100%。ガラスやステンレスより柔らかいので傷をつけずに磨ける。
【激落ちくん】
「焦げついたものは、重曹と酢で浮かせてから【激落ちくん】やたわしで落とします」(真藤)。メラミン樹脂をミクロン単位で発泡させたもの。無数の網の目が汚れを落とす。
暮らしの重曹
「鍋などの頑固な汚れは、重曹を煮立たせて落とします」(川津)。鍋に水を入れて重曹を煮て、冷めたところでこすり落とす。
ボンスターソープパッド
「焦げつきにはボンスターソープパッド。使い捨てできる手軽な値段がいいですね」(野口)。約0.025㎜の細さに加工された特殊鋼に植物性無リン石鹼をプラス。
川津幸子(かわつ・ゆきこ)●料理研究家。家庭料理のコツをわかりやすく解説する姿勢にファン多数。著書に『100文字レシピ』シリーズ、『あいうえおいしい。』『あの味が自分でできる くいしんぼレシピ』など。
坂田阿希子(さかた・あきこ)●料理研究家。掲載した24のレシピ、すべての動画が見られる著書『CAKES』(NHK出版)が発売中。
野口英世さん(のぐち・ひでよ)●フードスタイリスト、料理研究家。著書に、愛用道具をレシピと紹介した『使いやすい台所道具には理由がある』(誠文堂新光社)がある。
真藤舞衣子(しんどう・まいこ)●料理家。2014年に山梨市に『my-an』をオープン。著書に『毎日のホーローレシピ』(講談社)等。
『クロワッサン』969号より