【レモン・ライム編】いろんな酸味を使い分けて、旬野菜の力をたっぷり摂る。ワタナベマキさんのレシピ。【前編】
少量で味に広がりが生まれ、加熱すればコクやうまみがアップ。野菜をおいしくする技ありの酸味使いで、夏の身体をしゃきっと元気に。
撮影・三東サイ 文・新田草子
[レモン]とうもろこしの甘みと爽やかなレモンが好相性。
とうもろこしとマッシュルームのレモンライス
【材料(2人分)】
茹でとうもろこし 2本
マッシュルーム 5個
パセリ(みじん切り) 大さじ1
ごはん茶碗 3杯分
レモン果汁 大さじ2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
粗挽き黒こしょう 少々
【作り方】
1. とうもろこしは包丁で実をそぐ。マッシュルームは石づきを除き、薄切りにする。
2. 人肌に冷ましたごはんに1とレモン果汁、塩を加えてさっと混ぜ、パセリ、オリーブオイルも加えて混ぜる。黒こしょうをふる。
[ライム]定番の組み合わせをライムの青い香りでキリッと。
タコとセロリのライムマリネ
【材料(2人分)】
茹でタコ 120g
セロリ 1本
セロリの葉 5枝分
にんにく(潰す) 1かけ
塩 小さじ1/2
ライム果汁 大さじ2
オリーブオイル 大さじ2
粗挽き黒こしょう 少々
【作り方】
1. タコは薄切りにする。セロリは筋を取って斜め薄切りにし、塩を加えてしんなりするまで揉み、出てきた水分をぎゅっと絞る。
2. 1をボウルに入れ、にんにくとライム果汁を加え混ぜ、千切りにしたセロリの葉、オリーブオイルも加えて和える。器に盛り、黒こしょうをふる。
ワタナベマキ●料理家。身近な食材を、ひと工夫ある調味料使いで手早くおいしい一品に変えるレシピにファン多数。近著に『作り込まない作りおき』(KADOKAWA)。
『クロワッサン』976号より
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