【甘酒ドレッシング】発酵食が自然と増える知恵、甘酒ベースの調味料に置き換える。
調味料に甘酒を取り入れると、調理は簡単になり、旨味が増すなどいいことがたくさん。具体的な方法を教えてもらった。
撮影・清水朝子
【中華ドレッシングを使ったレシピ】いかとスナップエンドウの温サラダ
温かくても冷めてもおいしい、おかずになるサラダ。
ごまと麹の粒が、いかと緑黄色野菜によくからむ。甘酒のとろみ、昆布だしのような柔らかい旨味がプラス。
【材料(2人分)】
するめいか(やりいかでもいい)1杯 ブロッコリー1/4株 スナップエンドウ8個 ミニトマト4個 中華ドレッシング大さじ4 塩ひとつまみ
【作り方】
1. いかをさばき、胴を1cm幅に切り、げそを分けるように切る。ブロッコリーを小房に分け、スナップエンドウの筋をとる。ミニトマトは半分に切る。
2. 湯を沸かし、塩を加え、ブロッコリー、スナップエンドウ、いかをそれぞれ茹で、ボウルにあげる。
3. 温かいうちにミニトマトと中華ドレッシングを加えて和える。
【ベジドレを使ったレシピ】グレープフルーツとリーフサラダ
野菜のすりおろしたっぷりの食べ応えあるドレッシング。
玉ねぎの辛みを甘酒が中和。にんじんのオレンジ色も映える食べ応えあるドレッシングは、サラダをご馳走にする。
【材料(2人分)】
グレープフルーツ1/2個 レタス2枚 ミックスリーフ1パック ベジドレ適量
【作り方】
1. グレープフルーツは薄皮をむく。レタス、ミックスリーフは食べやすい大きさにちぎる。
2. 器に盛り付け、ベジドレをかける。
舘野真知子(たての・まちこ)●料理研究家、管理栄養士。管理栄養士として病院勤務後、自然派レストランのシェフ時代に老舗の作る甘酒に出合う。現在は、発酵料理を中心に食の大切さを伝える活動を続ける。
『クロワッサン』973号より
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