喋りまくる神木隆之介が見れる、土曜新ドラマは見逃せない。
NHK総合で4月21日 夜8:15~8:43まで全6回で放映される土曜ドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」で主演の神木隆之介さんが初の弁護士役に挑戦するという。
昔っからテレビっ子だった私。
特にドラマが大好きなもので、神木きゅn……神木隆之介さんを天才子役時代から見ている一視聴者な私は、「弁護士役をするような年齢になったのか」と感慨に浸りながら、いち早く試写を見させていただきました。
簡単なあらすじは、いじめ、モンスターペアレント問題、教師のブラック労働など、崩壊寸前の教育現場に、スクールロイヤー(学校弁護士)を派遣し、法律でさまざまな問題を解決をしていく、学園ヒューマンドラマ。そのスクールロイヤー役を神木隆之介さんが演じるのだ。
神木さん、このドラマでとにかく喋りまくってます。法律用語もなんのその、スクールロイヤーを快く思っていない教師役の田辺誠一さんと法律用語を交えて激しく対立! このドラマの見応えのあるシーンのひとつです。
事なかれ主義の校長役を演じる、共演の小堺一機さん曰く、「神木くんは本当にNGを出さない」と大絶賛。
「耳慣れない法律用語を覚えたり、(弁護士は)接続詞を間違えてはいけないのがすごく大変だった」(神木さん)という言葉からは想像できないほど、弁の立つ新人弁護士役を演じています。
ドラマの中では今の学校問題を鋭い視点で切り取っといます。第一話目はモンスターペアレントの問題。
モンスターペアレントとその娘と岸井ゆきのさん演じる新人教師のやりとりは、見ていられないほどヒヤヒヤする場面も。
しかし、シリアスなシーンだけでなく、クスッと笑ってしまうシーンや思わずホロリときてしまうところも。さまざまな要素が30分にぎゅっと詰まっていて、第一話を見終わった後は「え、もう終わり!?」とびっくりするほどテンポよく進むこのドラマ。
そのテンポのよさは、和気あいあいとした現場の影響もあったようで、
「小堺さん、田辺さん、佐藤(隆太)さんと、即興演技、エチュードをしました。コントみたいなこともたくさんしましたね」(神木さん)
「神木くん、モノマネがうまくて。田辺さんのモノマネもしてたよね。とうとう神木くんのことライバル視するようになって、セリフ覚えるよりも明日のネタを考えていました」(小堺さん)
と楽しそうな撮影中の一コマも明かしてくれた。
また、新人教師役の岸井ゆきのさんは神木さんのことを、
「(神木さんから)マイナスイオン出てると思います。撮影が深夜に及んでもマイナスイオンたっぷりで穏やかに過ごせた」(岸井さん)と語り、神木さんが照れる一幕も。
しかし、ドラマの中では社会問題化する学校問題に鋭く切り込みます。
神木さんのボスを演じる南果歩さんからは、「4月にふさわしい社会派エンターテイメントです」。
制作統括の松川さんも「NHKらしい社会派で骨太なドラマ」と自信満々。
一度見た私も改めてもう一度見たい「やけ弁(“やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる”を略す時はやけ弁です!)」。土曜の夜はテレビの前に集合です!(クロワッサンオンライン編集部 ユリ)