3年前の引っ越しの際、とつぜん断捨離欲が爆発し、「捨ててやる! これもあれも、みーんな捨ててやる!」とばかりに、ソファやシェルフなどの大きめの家具を処分した私。
必要最低限のものだけがあるがらんとした部屋で、憧れの「持たない暮らし」をスタートさせたのです、が……。あにはからんや、家具があまりにも少ないとかえって部屋が片付かない、と気づいたのでありました。
さすがに小さなシェルフくらいは買おうと家具店をまわり始めたのですが、奥行きが深すぎて狭い部屋を圧迫しそうだったり、背が高すぎたり低すぎたり。意外と気にいったものが見つかりません。
そんなとき、とある北欧家具のヴィンテージショップで見つけたのが、かつてフィンランドの幼稚園で使われていたという子ども用のロッカー。