【長押し】知ってると自慢できるスマホの裏技! 知ってると知らないでは大違い
構成&文・河野友紀
知られざる操作テクニックや使い方が多々あるスマホの基本機能やアプリ。その一つが“長押し”。スマホ活用アドバイザーの増田由紀さんに聞くと、
「長押しとは写真やアイコンなどを1秒〜数秒間軽く押し続ける操作のこと。いくつかのアプリには、アイコンを長押しすることでアプリを立ち上げてから順に操作するより素早く使えたり、隠れた便利な機能があります。長押しして表示されるメニューはアプリや機種によって異なるので、まずは怖がらずに押してみて。iPhoneの場合、メニューが出てからも押し続けるとアイコンが震えマイナスマークが出るのですが、そこで下手に触るとアプリが削除されてしまうので、メニューが表示されたらすぐ手を離しましょう」
カメラアイコン長押しで、すぐ自撮り
自撮りといえば、まずカメラアプリを立ち上げ、そのあと前面カメラに切り替えて……と思いがち。でももっと簡単な方法が。「ホーム画面のカメラアプリを長押しすると、〈セルフィー〉や〈自撮り〉などのメニューが表示されます。それをタップすれば自撮り状態でカメラアプリが立ち上がる。手数少なくすぐ自撮りができます」
気になる画像は長押しでスマホに保存
ウェブやSNSなどで流れてくる画像を見て、自分のスマホに保存しておきたい、と思うことも多い。「そんなときは、とりあえず保存したい画像を長押ししてみましょう。発信元が保存が可能な設定になっている場合は、メニューが表示されます。片手でできるので、スクリーンショットを撮るより作業がラクです」
実はQRコードは長押しで読み取れる
QRコードは、スマホのレンズでスキャンして読み取るもの。でもスマホに表示されているコードを、同じスマホで写すことは不可能。「QRコードを長押しすると、iPhoneとAndroidでステップの数は異なれど、記録されているURLやインスタのアカウントなどが表示され、タップすればそこに飛べます」
切り抜きたい部分を長押しし、ステッカーに
iPhoneユーザーが、画像の中の一部だけを背景から切り抜きたい場合、切り抜きたい部分を長押ししてみて。「機種により自動的に切り抜き部分が判定され、切り抜かれる部分の周囲がふわっと浮き上がります。切り抜いた画像は、SMSやインスタのDMに貼って使えるスタンプとして保存することも可能です」
『クロワッサン』1141号より
広告