【犬・猫】最新ケアグッズ・ペットテック 専門家が推すアイテム
撮影・吉田 歩 スタイリング・荻野玲子 イラストレーション・坂巻弓華 文・中嶋茉莉花 撮影協力・AWABEES
Care goods| ケアグッズ |
高機能ウェアや靴が頼れる
服=ファッションにあらず。夏は散歩中の熱中症や火傷対策が必須。最近は疲労回復できる高機能ウェアも登場しています!
1. プロテクションブーツ・グリップ
グリップ力の高いヴィブラムソール採用の犬用ブーツ。アッパーは通気性のいいメッシュ素材。開口部から足を入れ、面ファスナーを閉じて履く。「夏場の散歩中の、アスファルトによる火傷予防に欠かせません」。38〜83㎜の全8サイズ。前足用後ろ足用あり。2足セットで6,600円(ラフウェア ジャパン) https://ruffwear.jp/
2. クーリングカラー
「UPF50+の冷感素材。皮膚病の原因にもなりうる紫外線を防ぎながら涼しさをキープ」。内ポケットに付属の保冷剤を入れれば、首まわりを冷やせる。日差しが強くなる春先から使いたい。3サイズ展開で小型〜大型犬まで対応。3,850〜4,290円(マンダリンブラザーズ/CHOCO) https://www.mandarinebrothers.shop/
3. リカバリーDOGウェア
ベネクス社が提供する特殊繊維製で着て休むだけでリラックスできるリカバリーウェアの犬用。「心身穏やかに過ごしてほしい高齢犬、繊細な犬に特におすすめ」。全6サイズ。小型〜大型犬に対応。売り上げの一部は動物介在教育団体「マナーニ」に寄付される。1万4300〜2万2000円(LAUW × VENEX/ラウー) https://lauw.jp/
嫌がる通院やボディケアのお助けグッズ
まるで液体のように猫は人の手の中から抜け出すのが上手。病院に行かなきゃ! 爪を切りたい!といった、猫が全力で抵抗しがちなシーンで頼れるグッズ、続々。
4. もふもふマスク
「爪切りやブラッシングなどのボディケアを嫌がる猫は多いですが、目を覆ってあげると、たいていのコがおとなしくなります。口を開けにくい構造なので噛みつき防止にもなります」。着脱はマジックテープで簡単、スムーズ。頭の大きさ、鼻が高い低いで選べる全8サイズ。2,930円(nokezki) https://www.kurokuro.jp
5. にゃんぷくろ インナーバッグ
キャリーバッグに猫を入れるのはひと苦労。そんな悩みは巾着型のインナーバッグで解消できる。「猫が入りたがる形状。口を広げて置いておき、入ってくれたら口を閉め、キャリーバッグへ」。Mサイズ H32×D20×W35cm 3,080円。Lも人気。(東京エンゼル本社/やさしさ工房) https://www.rakuten.co.jp/1004shop/
6. お世話エプロン
裾のボタンを留めると端が立ち上がり、猫がおさまる“お手入れスペース”ができるエプロン。「猫を膝に乗せてブラッシングなどができます。人の体温が感じられると、猫も落ち着くよう」。お手入れスペースがちりとり代わりにもなり、爪や毛が飛び散らないのも便利。3,520円(GROOM/クレエ) https://postgeneral.jp/f/shop
Pet-Tech| ペットテック |
最新テクノロジーが暮らしや健康をサポート
人の目が行き届かない留守中や深夜の行動も、ハイテク技術で見守り、健康状態を把握できる時代です。
1.ドッグカメラ 360°ビュー(右) ネコカメラ 360°ビュー(左)
「360°回転式カメラが犬猫の動きを追尾。外出先から声をかけたり、おやつを与えることも」。嘔吐などの変調があれば専用アプリに通知してくれる。猫用は羽根のおもちゃ付き。共にW12.5×D12.5×H22.3cm、定額セットプラン(見守りサブスク付き)本体価格各6,980円〜、サブスク月額798円〜(Furbo) https://furbo.com/jp
2.デジタル聴診器
愛犬の胸にあてると、心臓や肺の音からAIが健康状態をチェック。5段階で評価する。「心疾患に悩む犬種は多い。日常的に使え、病気の予兆に気づけると思うと心強い」。データはアプリやPCで管理。5×5×1.5cm 7万7000円(With a Pet/日本バイオテクノファーマ) https://withapet-shop.com/shop/default.aspx
3.猫用首輪型ヘルスモニター
首輪型のデバイスと中継器、スマホアプリを連携。活動量や食事、飲水、排便のタイミングを記録し、体調変化を可視化する。「多飲多尿・頻繁な嘔吐など愛猫の異常にいち早く気づけます」。首輪は9gと軽くて無音なので猫の負担なし。首輪と中継器の基本セット新規契約の場合7,425円〜(Catlog) https://rabo.cat/
4.自動給餌器
肥満が多いといわれる日本のペットたち。アプリ連携の自動給餌器で食事をスマート管理したい。「犬や猫の品種、体重、年齢、健康状態などから食事プランを設定できます。一気食いする子には〈ゆっくり給餌モード〉で」。W24×D19×H33.7cm 1万5980円(Pawsync/ウィーシンク) https://vesync.jp/
5.猫用モニタートイレ
カメラと重量センサー搭載。体重、尿量、トイレ頻度、滞在時間等を計測できる。「猫に多い泌尿器系の病気の早期発見につながります。カメラが個体を識別するので多頭飼いでもOK」。約W42.8×約D56.1×約H30cm 猫砂、シート付き6万4000円(トレッタ/トレッタキャッツ) https://jp.tolettacat.com/
『クロワッサン』1140号より
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