幸せを運ぶイタリア伝統菓子「コロンバ」でイースターをお祝い。ちょっとした贈り物にも!
文:クロワッサンオンライン編集部
復活、平和の象徴である鳩型のイタリア伝統菓子「コロンバ」
英語でイースターと呼ばれる復活祭は、イタリアでは「パスクア」の名で親しまれている。イタリアの国⺠行事であるパスクアは、家族や友人が集まりごちそうを食べてお祝いする、クリスマスに並ぶ一大イベント。パスクアの前には菓子店やバールのウィンドウに「コロンバ」が飾られ、復活祭には欠かせない伝統菓子として定着しています。
「コロンバ」は、イタリア語で「鳩」という意味。その名のとおり、鳩の形を模して作られています。白い鳩は復活の象徴で平和のシンボルであり、幸せを告げるとも言われていますよね。
コロンバ発祥の地は、イタリア・ミラノの南にあるパヴィーア。元は独自の配合で作られていた発酵菓子ですが、現在は多くの店が同じくイタリアの発酵菓子「パネットーネ」の生地を利用して伝統の「鳩形」に作りあげています。生地に混ぜるフルーツはパネットーネと少々異なり、オレンジの皮のコンフィのみ。上面にグラサージュ(糖衣)してアーモンドを散らすのが古くからの伝統だそう。
オレンジ香るふんわり軽やかなドンクの「コロンバ」
ドンクでは 1970年代から、イタリアより技術者を招いてパネットーネやパンドーロといったイタリア伝統菓子の技術を学んできた歴史があります。1985年にはイタリアの「サンレモ」と技術提携。本場から受け継いだ味を日本でも広めるべく、現在まで伝統的な製法を守り続けています。
特に「コロンバ」は、本場の味を伝えたいという強い想いを持って製造・販売が続けられているといいます。バターと卵をたっぷり使用し、ふんわりと焼き上げられた生地にはオレンジピールも練り込まれているから、柑橘のいい香りが。現地ではあまり見かけない、手に取りやすい“小サイズ”も展開されているのがうれしいポイントです。
今回発売した「コロンバ」は、オリジナルリボンをかけたパッケージにて販売されています。リボンには「Con i miei migliori auguri!(幸せを願って!)」というイタリア語のメッセージ入り。気持ちを込めた贈り物や手土産にもぴったりです。
さらにドンクの一部カフェ併設店舗では「コロンバセット」を販売。ドリンクとあわせて「コロンバ」を味わうことができます。販売は2025年4月9日(水)〜4月22日(火)の期間、旗艦ブランドのドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリー・カトリーヌの全国計163店舗にて。幸せを運ぶ「コロンバ」を大切な人と一緒に味わったり、お世話になっている人へ贈ってみてはいかがでしょうか。
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