部下を信用できないのが私の悩みです——林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室
撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
お悩み
部下を信用できないのが私の悩みです。会議室の予約を頼んでも後でそっとPCを開いて予約表を覗いたり、人数分のお弁当の手配をお願いしても結局ケータリング業者に確認の電話を入れないと気が済みません。間違いが起きないからいいと言えばいいのですが、これでは労力が2倍だし、部下がそのことを知ったらすごく嫌がられそう。他人を信用して任せるには、私はどうすればいいでしょうか?(40代・代理店)
たいっしー(以下、た) 僕も昔そういうところがあったなあ。任せた人がちゃんとできるのかなって心配になって、つい自分でやっちゃってたんだよね。でも、意外と任せても大丈夫なんだっていう経験を重ねるうちに、そういうこともなくなったよ。
ふなっしー(以下、ふ) この人も、まずはダメ元で一度任せてみるといいなっし!でないと部下が育ちませんなっし。
た 毎回確認してたら、任せたままならどうなるかってことがずっと分からないしね。
ふ 部下がミスしても自分がカバーできるくらいのことから始めればいいなっしな。
た もし部下が弁当の発注を忘れたら、自分が馴染みにしている店にさっと電話して人数分を手配するとかね。しかも部下が絶対注文しないような鰻とかステーキとかの高級弁当。そんな上司がいたら、めちゃくちゃ格好よくない?
ふ ぜひ部下になりたいですなっし〜。
た ミスを防ごうとするより、失敗した時の格好いいフォロー法を考えたほうが、きっと楽しいと思うよ!
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
『クロワッサン』1127号より
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