「グランド ハイアット 東京」で春のアフタヌーンティーブッフェを体験。
写真・文 クロワッサンオンライン
第1期は「桜&ストロベリー」の春メニューをブッフェスタイルで。
東京・六本木の国立新美術館で開催中の展覧会『マティス 自由なフォルム』(〜5月27日(月)まで)を記念したアフタヌーンティー ブッフェ。「色彩の魔術師」ともたたえられたアンリ・マティスの切り絵の大作《花と果実》から着想を得た春のメニューが、2シーズンに分けて提供されます。手がけるのは、世界の製菓大会で優勝・受賞経歴を持つペストリーチーム。
現在開催中の第1期では「桜&ストロベリー」をテーマに、ピンクやイエロー、オレンジなどのカラフルなスイーツやセイボリーが勢ぞろい。
4月16日(火)からスタートする第2期では、テーマが「抹茶&ピスタチオ」に変わり、新緑が感じられるメニューを楽しめるそう。
マティスの展覧会を見たこの日、美術館から10分ほど歩いて、「グランド ハイアット 東京」の2階にある「フレンチ キッチン」へ。
ブッフェ台の上には、真っ赤に熟したいちごやキラキラ輝くスイーツたちがずらり。思わず「わぁ、かわいい!」と声に出してしまいました。ところどころに散りばめられた桜のあしらいもとっても華やか。
まるでアート作品のような美しさはもちろん、味も本格的。アフタヌーンティーに欠かせないスコーンは毎日ベーカリーで焼き上げられ、外はサクッ、中はふんわり。プレーンと桜の2種類が用意されていて、クロテッドクリームとストロベリージャムをたっぷりつけたら優雅なティータイムのはじまり。
軽やかなシュー生地の中に、ふわふわでたっぷりの桜クリームをはさんだ「桜パリブレスト」や、しっとりとした生地と甘酸っぱいいちごが相性抜群な「ストロベリータルト」など、気になるものをあれもこれもと堪能できるのが、ブッフェならではの嬉しさです。
とりわけ気に入ったのは、「フラワーバニラムース」。ゼリーの中に浮かんだ花々の華やかな香りと、軽やかなバニラムースの口溶けが絶妙な一品でした。
南フランス・プロヴァンスの家庭料理も。
甘いものばかりだけでなく、マティスが後半生を過ごした南フランス・プロヴァンスの家庭料理も用意されています。
ひときわ目をひくピンク色のパンを使っているのは「低温調理したチキンブレスト いちご 桜マヨネーズのサンドイッチ」。今まで食べたことのない驚きの組み合わせですが、これがクセになる絶妙な味わい。
ズッキーニやパプリカなどの食感が楽しめる「ラタトゥイユのキッシュ」や、色とりどりの野菜にエディブルフラワーをあしらった「カラフルベジタブルスティック 桜クリームチーズのディップ」など、フレッシュな野菜を使ったセイボリーもたくさんあって、これまた目移りしてしまいます。
「ART OF TEA」のプレミアムオーガニックティーと一緒に。
アフタヌーンティーというからにはお茶にもこだわりが。用意されていたのはロサンゼルス発のプレミアムオーガニックティーブランド「ART OF TEA」の紅茶。
カフェインフリーのレモンメレンゲは、カップに注ぐと鮮やかな黄色。お花の華やかな香りに、ほんのり甘さも感じます。他にも、コーヒーやカプチーノなどのエスプレッソを使ったドリンクもありました。日常から離れてホッと一息…。
とても幸せな気持ちになれる、あっという間の2時間でした。もう少しあたたかくなったら、開放感のあるテラス席で春の訪れを感じながらいただくのもすてき。
4月16日(火)からはじまる第2期では、濃厚な抹茶や香ばしいピスタチオを使用したスイーツとセイボリーが楽しめるそうなので、そちらも見逃せません。
マティス展を見たあとに、自分へのご褒美に、ぜひ優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
【第1期】マティス展開催記念 スプリング アフタヌーンティー ブッフェ~桜&ストロベリー~
期間:~2024年4月15日(月)
時間:15:00~17:00(最終入店 15:30)※平日120分、土・日・祝日90分制
>料金:平日5,940円/土・日・祝日7,590円(税込・サービス料15%別)
【第2期】マティス展開催記念 スプリング アフタヌーンティー ブッフェ~抹茶&ピスタチオ~
期間:2024年4月16日(火)~5月27日(月)
時間:15:00~17:00(最終入店 15:30)※平日120分、土・日・祝日90分制
料金:平日5,940円/土・日・祝日7,590円(税込・サービス料15%別)
「フレンチ キッチン」
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 2階
電話:03-4333-8781 (直通)
※最新の営業時間についてはこちらの公式WEBサイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/french-kitchen-tokyo/
『マティス 自由なフォルム』
20世紀最大の巨匠の一人アンリ・マティス(1869-1954)。フランスのニース市マティス美術館の所蔵作品を中心に、切り紙絵に焦点を当てながら、絵画、彫刻、版画、テキスタイル等の作品や資料、約150点を紹介する。なかでも注目は同館が所蔵する切り紙絵の代表的作例である《ブルー・ヌードⅣ》。大作《花と果実》は本展のためにフランスでの修復を経て日本初公開される必見の作品。
会期:~5月27日(月)/毎週火曜日休館 ※ただし4月30日(火)は開館
会場:国立新美術館 企画展示室2E
主催:国立新美術館、ニース市マティス美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
公式サイト:https://matisse2024.jp/
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