根っからの面倒くさがりで、掃除が嫌いと言い切る整理収納アドバイザーの中山真由美さん。だからこそ、汚れやモノが溜まりやすい水回りはいろいろ工夫しているという。
「楽にすぐモノが取り出せて戻せる環境が私には向いているなと思って。水回りのような場所は、特に面倒くさがり屋さんは溜めたら最後ですから」
たとえば、家族4人の細かな日用品を収納していた、洗面台下の観音開きの扉。当初は面を揃え、白のケースにラベルを付けながら見えない収納にしていた。が、これだと家族が戻しづらく散らかりがちに。中に入れたものが半分見える収納に変えたところ、各人がきちんと元の場所に戻すように。
「洗面台も気づいたらすぐささっと拭くようにしています。そのために、すぐ傍にティッシュではなく少し丈夫なペーパーを置くようにして。毎日顔を洗うついでに鏡と一緒に拭いているので、汚れが溜まることもありません」