くらし

スマホの電気代節約術 (1)【得する!大人のスマホ活用術】

デジタル系が苦手でも大丈夫! 毎日が楽しくなる知識や機能を紹介!
  • イラストレーション・死後くん 文・長谷川未緒

電気代の値上がりが続き、節電している人は少なくないはず。日々使うスマートフォンも、見直したいところ。
携帯ジャーナリストの石川温さんによると、毎日フル充電しても、電気代はひと月14円程度なのだそう。しかし節約できれば、それに越したことはない。

「スマホを節電するには、バッテリーの使い方がポイントです。バッテリーの消費量を抑えれば節電になるだけでなく、いざというとき充電切れで困る事態を避けられます。またバッテリーの劣化を防ぐようにすれば、買い替え時期を遅らせることができるので、長い目で見れば節約になるでしょう。そこで、バッテリーの消費量を抑え、劣化を防ぐ方法を全2回で紹介します」(石川さん)

画面の明るさを落とせばバッテリー持ちアップ!

〈設定〉アプリを開き[アクセシビリティ]をタップ
[画面表示とテキストサイズ]をタップ
[明るさの自動調節]をオフ
設定アプリの[画面表示と明るさ]をタップ
[明るさ]のスライダーを左側に移動させ、使用に差し支えない程度に明るさを落とそう。

スマホで意外と電力を消費しているのは、明るすぎるディスプレイ。
初期設定では使用時の環境に応じて自動で明るさ(輝度)を最適にする[明るさの自動調節]がオンになっているため、まずはこの機能をオフ。
〈設定〉アプリを開き[アクセシビリティ]をタップ、[画面表示とテキストサイズ]をタップ、[明るさの自動調節]をオフ。
つぎに設定アプリの[画面表示と明るさ]をタップ、[明るさ]のスライダーを左側に移動させ、使用に差し支えない程度に明るさを落とそう。

意外と知らないスマホの「ダークモード」ってなに?

〈設定〉アプリを開き、[画面表示と明るさ]をタップ
[外観モード]の[ダーク]をタップ

ダークモードとは、ディスプレイを黒を基調にできる機能だ。初期設定では白ベースのライトモードだが、ダークモードなら暗い場所で使うときにも画面がまぶしくならず、目が疲れにくくなることも期待できる。
〈設定〉アプリを開き、[画面表示と明るさ]をタップ、[外観モード]の[ダーク]をタップ。

不要なアプリは削除してスマホ内を定期的にお掃除。

ホーム画面で削除したいアプリのアイコンを長押し
[Appを削除]をタップ
[“◯◯(アプリ名)”を取り除きますか?]と表示されるので
[Appを削除]をタップしてから、[削除]をタップ

しばらく使っていないアプリを削除すると、必要なアプリを探しやすくなるほか、データ容量が軽くなるメリットも。

ホーム画面で削除したいアプリのアイコンを長押しし[Appを削除]をタップ、[“◯◯(アプリ名)”を取り除きますか?]と表示されるので[Appを削除]をタップしてから、[削除]をタップ。また必要になったときは、再インストールすればよい。

プッシュ通知をオフにしてわずらわしさも解消!

〈設定〉アプリを開き、[通知]をタップ
[通知スタイル]の下のアプリ名をタップ
[通知を許可]をオフ

アプリの最新情報を自動で通知してくれるプッシュ通知。どうしても受け取りたい通知以外は、オフしよう。

〈設定〉アプリを開き、[通知]をタップ、[通知スタイル]の下のアプリ名をタップし、[通知を許可]をオフ。

低電力モードを有効にして消費電力を大幅に節約!

〈設定〉アプリを開き[バッテリー]をタップ
[低電力モード]をオン

電力の消費量を抑えて、バッテリーを長持ちさせてくれる低電力モード。処理速度が遅くなるため、動画の視聴やメール受信等に影響が出るが、バッテリー残量が少ないのに充電できないときなど、覚えておくと便利な機能だ。

〈設定〉アプリを開き[バッテリー]をタップ、[低電力モード]をオン。

教えてくれた人

石川温 さん (いしかわ・つつむ)

出版社勤務を経て2003年に独立。おもにスマホ業界を幅広く取材。近著に『未来IT図解 これからの5Gビジネス』(エムディエヌコーポレーション)など

※このページはiPhoneを前提としています。

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