生けるのは花瓶だけ、でなくていい。ホルトハウス房子さんの自由に美しく花を飾る方法。
季節の花をもっとセンス良く飾りたい。
でもいい花瓶がない、そんな心配は無用。
どんな器でも素敵に見える、花と器の相性とは。
でもいい花瓶がない、そんな心配は無用。
どんな器でも素敵に見える、花と器の相性とは。
撮影・ローラン麻奈
「花は1、2種で生けるのが好み。 器との相性は直感で選びます」
「花器を買おうと思って買ったことはあまりないかもしれません。料理教室をしているから、いいなと思ったピッチャーやワインクーラーはつい買ってしまうのよね。そういうものに、適当に生けるのが好きです」とホルトハウス房子さん。器との組み合わせはその時の気分次第。ただ、花はあまり何種類も混ぜずに飾ることが多い。
「そのほうが、花の美しさが際立つ気がして。器との相性もよく見えますよ」
イギリス製の水差しに3色のチューリップを。
台所の花はコップでカジュアルに楽しむ。
厚手のクリスタルに球根の花をぎゅっと。
花と器の個性を合わせ、徹底的に華やかに。
紫だけのパンジーを同系色の水差しに。
茎の色に合わせて金属の器を選ぶことも。
ワインクーラーにたっぷりと生ける。
『クロワッサン』1092号より