夫の実家は東京近郊で、盆暮れには墓参りに出かけます。
義理の母はすでに他界していて、義理の父はヘルパーさんの介護を受けながら一人暮らしをしています。
で、お墓に手を合わせるたびに思うのですが、私はこのお墓に入りたくないのです。夫の両親は私を可愛がってくれて、彼らには何の恨みもありません。
けれども私もその時を迎えることになったら、できれば自分の実家のお墓に入りたい。これはいけない考えでしょうか?(50代・看護師)
くらし
夫の両親のお墓に入りたくありません。【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】
カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。
- 撮影・青木和義 文・嶌 陽子 構成・堀越和幸
【お悩み】
たいっしー(以下、た)どのお墓に入らなくちゃいけないって法律とかで決まってるわけじゃないよね。無理して夫の両親のお墓に入らなくてもいいと思うけど。夫と自分で新しいお墓を作ってもいいんだろうし。
ふなっしー(以下、ふ) お墓にこだわらなくても、今は樹木葬とかいろんなお墓の形があるなっしな。でも、管理をするのは後に残った人たちだから、結局はその人たちとも決めることだと思うなっし。
た 子どもに負担をかけるのも嫌だしね。夫はどうしたいのかも含めて、まずは家族みんなでじっくり話し合ったほうがよさそう。その上で自分の希望を一応伝えておいて、あとは残された人たちに任せるのがいいんだろうね。ちなみにふなっしーは、どんなお墓に入りたいか、考えたことある?
ふ チベット仏教の鳥葬っていうのに憧れるなっしなー。自然に還るイメージなっし。師匠はどんなふうに考えてるなっしか?
た よく(春風亭)昇太兄さんと話してるのは、「落語家塚」みたいな共同墓地があるといいよねってこと。昇太兄さんや僕を含めて亡くなった落語家が皆そこに入れば、落語愛好家の人たちがそこにお参りに来てくれて、きっと楽しいと思うんだ。
ふ それはすごくいいアイデアなっしな!

【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】

『クロワッサン』1081号より
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