冷蔵庫の中身は、見える化で〝迷子〟を防ぐ。【上田淳子さんのフードロス防止策】
食品を使い切れずに〝捨てる〟ことがなくなるよう、フードロス防止策を上田淳子さんに教えてもらった。
撮影・青木和義 文・斎藤理子
冷蔵庫の中身は、見える化で〝迷子〟を防ぐ。
冷蔵庫に入れる食材や作り置きは、できる限り中身が見える容器に入れ、どこに何があるかすぐわかるようにする。
「野菜室の引き出しの部分にコンテナを並べて、そこに使いかけの野菜を入れます。ある程度たまったら味噌汁の具などにすれば、ロスが出ません」
肉は、すぐにトレイを外し、包装されていたラップで包んで酸化を防ぐ。葉物野菜は水揚げして長持ちさせる。買い物に行く前には冷蔵庫が空になるくらいで、と上田さん。
肉は買ってきたらすぐに、トレイ から出して包装ラップで包む。
葉物は、根元に切り目を入れて水揚げをする。
引き出し手前に「残り野菜」スペースを作る。
中途半端に余った野菜は、野菜室の引き出し手前にコンテナを並べてそこに入れておく。「冷蔵庫の中段には、作り置きなどを透明なコンテナに入れ、すぐに見えるように並べるのも鉄則です」
『クロワッサン』1083号より