くらし

メッセージを取り消したい、バッテリーの消耗が早い【スマホの悩み相談室】

何かと困る、スマホの悩みをスマホ活用アドバイザーの増田由紀さんに聞きました。
  • 撮影・山本康典 イラストレーション・佐々木一澄 文・田辺 香

Q. バッテリーの消耗が早くて驚きます。

「スマホの画面を必要以上に明るく設定したり、充電しながら動画を見たりなどしていませんか? 充電しながらスマホを使うとエネルギーの出力と入力を同時に行うことになり、バッテリーに負荷がかかります。
またバッテリーの寿命は充電回数で決まるので、残量に余裕がある状態での継ぎ足し充電はNG。残量20%程度になってから充電を」。

バッテリーは消耗品のため、充電するたびに寿命が短くなる。充電後ほどなくして極端に減るのであれば、携帯ショップでバッテリーのチェックを。

また、緊急事態が起きた時のために、外出時は5000mAh(ミリアンペアアワー)のモバイルバッテリーと充電用ケーブルを持ち歩くといいそう。5000mAhでスマホ1台分を充電できる。

Q. メッセージを誤送信してしまいました。 取り消す方法はありますか?

「LINEの場合はメッセージを送信してから24時間以内で、相手が見る前であれば、取り消すことができます。取り消したいメッセージを長押しして『送信取消』を選べばOK。ただし受信側に〝メッセージの送信を取り消しました〟と表示されてしまうので、何を取り消したんだろう?と、相手はかえって気になるかもしれません」。

LINEと同じメッセージ機能を持ち、世界的に多く使われているアプリにWhatsAppとFacebook Messengerがある。相手が未読であれば、それぞれ送信後7分以内と10分以内に取り消すことが可能だけれど、LINEと同じく受信側にも取り消したことは表示される。

ちなみに、電話番号から送信できるおなじみのショートメッセージの場合、送信した自分のメッセージをどんなに急いで削除しても、受信側にはそのまま残ってしまう。

「どのアプリもメッセージを送信する前に、相手先が正しいかをきちんと確認するのを忘れずに」

増田由紀

増田由紀 さん (ますだ・ゆき)

スマホ活用アドバイザー

スマホ&PCの使い方を学べる大人向けのオンラインスクール「パソコムプラザ」代表。『いちばんやさしい60代からのiPhone』(日経BP)など著書多数。

『クロワッサン』1072号より

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