くらし

開運コンサルタントに教わる、心を整える縁起のいいお茶。

  • 撮影・黒川ひろみ 構成&文・長谷川未緒

縁起のいいお茶で心を整える。

「茶の木は7年かけて育ち、何度摘み取っても芽が出てくることから、何度もチャンスが訪れるとされる縁起もの」と、開運コンサルタントの能津万喜さん。

数えで108歳を「茶寿」というように、長命を表す言葉にも茶が使われる。また五行といって、人間の生活に必要とされる5つの要素が、お茶を淹れることで取り込める。

「五行とは、木・火・土・金・水をさします。やかん(金)を火にかけ水を沸かし、陶器(土)の湯呑みでお茶(木)をいただく。五行を意識することで、開運体質になります」

緑茶が苦手ならばほかのお茶でもいいので、ゆっくりお湯を沸かして、と能津さん。心を整える時間になり、そのゆとりが人間関係を円滑にするという。

「運を運んでくれるのは人です。いつも切羽詰まっている人より、おだやかな人のほうが『お茶をしましょう』と声がかかりやすく、運も向くはずです」

桜の花びらの塩漬け。「お祝いごとによく用いられるので、未来を先取りし、予祝にいただいても」(能津さん)。桜茶 40g(約25房) 378円(祇園辻利 TEL.075・525・1122)
長崎県で古くから作られているそのぎ茶。香りや旨みが強い。「恵方や吉方位の土地のお茶をいただくのはおすすめです」。そのぎ玉緑茶(農薬不使用) 100g 1,900円(東坂こくまる商店/産直アウル https: //owl-food.com)
北海道産の昆布に国産の梅をブレンド。「昆布茶は喜ぶに通じる縁起物。 梅は天神様由来の開運食材です」。梅昆布茶スティックタイプ 24本入り 540円(ちきりや TEL.0120・088・698)
能津万喜

能津万喜 さん (のづ・まき)

開運コンサルタント

神社・仏閣の参拝ツアー、暦を使った開運法や暦の読み方セミナーを開催。著書に『友引が最高!』(自由国民社)ほか。

『クロワッサン』1074号より

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