心と体をほぐす風水ヨガで開運体質になる。
撮影・小川朋央 イラストレーション・森マリエ 構成&文・堀越和幸
ここでは風水ヨガインストラクラーのみきかなさんに、体と心をほぐすポーズを伝授してもらう。みきさんは通っている料理教室で風水心理カウンセラーの谷口令さんと出会い、ヨガと風水の親和性に強く惹かれ、谷口さんが監修する風水ヨガの本を出した。
「人間は自然の一部、自分と向き合い体の声を聞く、など共通する部分がたくさんあります。その両者を組み合わせることで、しなやかな体作り、心作りができれば、というのが風水ヨガの提案です」
心が強い、といえばとかく芯の強さみたいなことをイメージしてしまいがちだが、本当は剛柔の「柔」の部分こそが大切だ。
「どんなことも前向きに対応できるしなやかさを身につけましょう」
ここに紹介する4つのポーズで、あなたの開運体質を磨いていこう。
針の糸通し
緊張でこわばる心と体を解放する魔法のポーズ。
背中まわりには自律神経が張り巡らされている。胸まわりから腰まわりの筋肉をほぐすことで、副交感神経が優位に。日常にないねじれ動作が、心を活性化。
ワニのポーズ
全身の血の巡りを促す、安眠のための体ほぐし。
股関節まわりの老廃物を流して一日の疲れを取る。体側からお尻、胸と全身にかけてのストレッチ感が心地よい。夜、寝る前に。
英雄のポーズ
どんなことでもしなやかに受け止める心のために。
戦士が弓を引く姿がもとになっているとされるポーズ。胸を開くと、ポジティブな気持ちになれることを実感。自分の強さを引き出すイメージで。
三日月のポーズ
運気の通り道、背骨を伸ばして開運体質に。
大きく開いた胸を天に捧げるようなダイナミックなポーズ。深い呼吸で、新しい空気、新しい運気を巡らせることができる。正しいポジションで気持ちよく。
『クロワッサン』1074号より