グレープフルーツ、クレソンとバジルのサラダ【内田真美さんのレシピ】
ハーブや野菜との新鮮な組み合わせで、果物の可能性に開眼しますよ。
撮影・黒澤義教 スタイリング・矢口紀子 文・松本あかね
口の中がさっぱりするから肉が進む、 内田家の定番。
クレソンの青さ、グレープフルーツのほろ苦さ、バジルのちょっと苦い感じをつないだ、香りのよいサラダ。「肉の脂っこさを消してくれるので、豚肉のローストなどに合わせるとぴったりです」
【材料(2人分)】
グレープフルーツ(白)1個
クレソン 2束
バジル 3枝
オリーブオイル 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1
塩 小さじ1/3
黒こしょう 適量
【作り方】
1.グレープフルーツは皮をむき、縦8等分に切ってからいちょう切りにする。クレソンは下の茎は切り落とし、上の葉のついた部分を水に放してパリッとさせておく。バジルは一口大に千切る。
2.ボウルに水気をよく切ったクレソン、バジルを入れ、さっくりと合わせる。オリーブオイルを加え、コーティングするように混ぜ合わせ、白ワインビネガー、塩、こしょうを加えて全体を合わせる。さらにグレープフルーツを加え、崩れないようにやさしく合わせて器に盛り付ける。あれば上から結晶塩(分量外)を振りかける。
「フルーツのサラダのいいところは、果物の甘みと酸味がドレッシングの役割を担ってくれるところ」
と内田真美さん。そこに少しの塩とハーブなどで香りを足せば、フレッシュジュースならぬフレッシュドレッシングが口の中に広がるという算段。組み合わせる野菜は、旬が同じものどうしだと相性よくまとまる。
「甘酢和えの感覚でいただけますし、余分な脂っぽさを打ち消すので焼いた肉の付け合わせにもぴったり。明るい時間に始まるディナーに果物のサラダとシャンパンがあれば最高ですね」
『クロワッサン』1071号より
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