くらし

腸活にも良い、バナナのマフィン【ビジンサマレシピ】

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山に住んでいると伝えられているビジンサマという神様。そのお膝元である信州から、体に優しい食材を使い、卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を、地産地消料理研究家の中村恭子さんに紹介してもらいます。
  • レシピ提供:中村恭子

バナナのマフィン 

今回は、私の定番のおやつであるバナナと甜菜糖を使ったマフィンをご紹介します。

バナナのマフィン。我が家で採れた露地物の苺とともに。

蓼科ではいよいよ畑のシーズンとなり、色々なお野菜たちが採れるようになってきました。

にも関わらず、なぜ今の時期にバナナなのか……

実は最近こんな本を読んだからなのです。

この本、タイトル通り、腸についての情報がたっぷり詰まっています。

とにかく腸を労ってあげることが大切なのだそうで、読むと軽い腹痛も気のせいと侮らず腸からのシグナルと受け止めて丁寧にメンテナンスしてあげたくなりました。

慢性的にお腹の調子がすぐれない方だけでなく時々不調を感じることもあるな、という方にもおすすめの一冊です。

本書には腸を元気にしてあげるために食べた方が良いものとして、4つの食品が挙げられており、↓

まず、発酵食品 
続いて 水溶性食物繊維 
そして、EPA・DHA 
最後に、オリゴ糖です。 

発酵食品からDHAまでは、お味噌汁や納豆にお漬物、副菜、青魚という和食の献立でバッチリ取れそうですね。
ではオリゴ糖は……?

オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を改善してくれる頼もしい味方で、バナナや玉ねぎに多く含まれることが知られています。また砂糖大根から取れる甜菜糖にも含まれている成分です。

というわけで

バナナと甜菜糖とを使い、大好きな信州の石臼挽きの小麦粉でマフィンを作ります。

腸の調子が気になる方、労ってあげたい方、ぜひ作ってみてください!

※甜菜糖は癖がないのでお菓子やお料理にお勧めの調味料です。

【材料】作りやすい分量 マフィン型9サイズ4個分

地粉(国産小麦粉の薄力粉) 100g 
バナナ 中サイズ1本(シュガースポットが出ているものが断然美味しい) 
木綿豆腐 130g 
甜菜糖 30g
太白ごま油(癖のない他の植物油でもOK) 大さじ2
ベーキングパウダー(アルミフリー) 5g
シナモン 少々
自然塩 少々

お好みでカカオマス 適量

※今回は6枚使用。カカオマスに甘みはありませんがチョコチップの雰囲気が楽しめます。

【作り方】

1.バナナはホイッパーなどでつぶしておきます。
2. 1に木綿豆腐と甜菜糖、太白ごま油を合わせホイッパーでペースト状にします。
3. 2に合わせてふるった薄力粉・シナモン・自然塩を加えて(カカオマスを入れる場合はここで加え)
4.ゴムベラで切るように混ぜます。やや粉っぽさが残る↑このくらいでOK。型に分入れ170度に余熱を入れたオーブンで約25分程度焼きます。

「ビジンサマレシピ」について

信州と甲州にまたがる八ヶ岳連峰の一つ蓼科山にはビジンサマという神様が住んでいて「ビジンサマが山を通る日、人は山仕事を休む」という言い伝えが残されています。「休む」ことは、美しく健やかな体づくりに必要なこと。ビジンサマの語源はもしかしたら「美人様」なのかもしれません。

蓼科塾では「休む」神様ビジンサマにちなみ、ビジンサマのお膝元である信州から「休む」ためにふさわしい体に優しい食材を使い卵や乳製品などの動物性食材を使用せず昔ながらの伝統的な調味料で作る「ビジンサマレシピ」を提案しています。

信州といえば、麹を使った味噌や甘酒などの発酵食品や、蕎麦、キビ、アワなどの雑穀、山野草にきのこ、リンゴや杏、ぶどうなどのフルーツ、寒天や高野豆腐などの乾物類などなど、美味しくて体に良い食材の宝庫。中には美容・健康効果の高い食用ほおずきといった、あまり流通していない食材もあり、入手方法から調理方法までお伝えしていきます。
「ビジンサマレシピ」で美しく健やかな体づくり、してみませんか?

中村恭子●一般社団法人蓼科塾代表/地産地消料理研究家/健康管理士。 2011年東京都より長野県茅野市に移住し信州の地産地消に根ざした「ビジンサマレシピ」の開発を手がけている。

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