カメラから逃げるペットをかわいく撮るには? プロが答えるペット写真の悩み。
写真だとなぜかかわいさ減……という悩みを解消するべく、撮り方のコツをプロが解説。オンラインで撮影レッスンも開催しました!
撮影・清水奈緒 文・薄葉亜希子
お悩み
(1) 動きのある写真がぶれて上手に撮れない。
(2)カメラを向けるとプイッと逃げてしまう。
(3) 明るいと黒目が細くなって目つきが悪い。
ちょっと残念な、いつもの写真に写真家の清水奈緒さんがアドバイス。
カメラから逃げたり、動きがすばしこくてきれいに撮れないという悩みは、まさに猫好きのあるある。清水さんいわく、ぶれを防ぐには明るい場所で撮ることが必須だ。
「その際、自分の影が入らないように気をつけて。横から光が差す場所なら影になりにくく、動くシーンもきれいに写せますよ」
そっぽを向いてしまう時は、無理に自分の目線で追いかけないのもコツ。画面を覗かず、スマホだけをそっと回り込ませると、案外逃げずにうまく撮れるそう。慣れてくれば、飼い主を意識していない無防備な表情を捉えることも可。
「瞳孔が細くなるのも、猫の愛らしさのひとつ。おすすめは下からの角度です。猫特有の口元のかわいさが強調されて愛嬌のある顔に」
対処法
(1) 明るい場所に移動して影を作らないように。
(2)ノーファインダーで回り込んで撮ってみる。
(3)細い黒目でも下からあおるとかわいい感じに。
\これはお墨付き!/
\もっとかわいく! 撮れました。/
『クロワッサン』1056号より
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