身軽に生きるために!「やりたいことプランニングシート」を作ってみよう。
↓まずはこちらからシートをダウンロード。
「やりたいことプランニングシート」の使い方
1、シートへ記入する前に、実現するかどうかは無視、「やりたい!」と思うことを、どんどん書き出す。
例えば、
・海外で仕事
・映画をたくさん見たい
・ストリートピアニスト
・自殺者を減らしたい
・四国お遍路
・たくさん絵を描きたい
・バレエを細く長く続ける
・旅行!
・親の残りの人生が充実する手伝い
・海外に住みたい
・本をたくさん読みたい
・家の中のモノを減らす
などなど。上記は上大岡さんの例。個人的なことから社会的なことまで、 具体的なことから抽象的なことまで、とにかく書き出してみよう。
2、やりたいことプランニングシートに記入
「やりたいこと」の欄
1で書き出した、やりたいことを関連づけたり、ひとりでするのか、だれかと一緒にするのかを思い描いて整理。「やりたいこと」に記入。
「やりたい度」の欄
その「やりたいこと」はどれくらい強い想いなのか。1を弱、5を強として5段階で数字を記入。
「かかる時間」の欄
「やりたいこと」を実現するためにかかりそうな時間を記入。
・すぐできる
・1年
・3年
・5年
・10年以上
「課題」の欄
「やりたいこと」を実現するにあたり、課題を記入。人生の「棚おろし」のきっかけにも。新たな課題が出てきたら書き加える。
『クロワッサン特別編集 終活読本。』発売中です。
CONTENTS
上大岡トメさんと考える
家族に迷惑をかけないための終活、したいことを実現するための終活。
「やりたいことプランニングシート」を作ってみよう。
1章 ものを残す・手放す
大切なものを見極めるために 自分自身や日々の生活を見つめ直して。
親や配偶者のものを片づける場合は、コミュニケーションが大切です。
スマホ、通販の定期購入、保険…、不要な契約をやめてシンプルに。
書類、写真、動画などデジタルデータは仕分けが大切。
あなたもできます スマホ、パソコンに残したいデータ、消したいデータのかんたん整理術。
よりよく生き切るためのヒント
今よりラクに、楽しく生きる。そのためのリニューアルが終活です。池波志乃さん
2章 財産の相続手続き
預貯金はあまりなくても、相続対象の「資産」は意外に多い?
いつ認知症になるか、わかりません。早めの対策が必要です。
借金も相続の対象です。知らせておかないと遺族に迷惑です。
資産のプラス・マイナス 記入ノート
いまのうちに話し合っておきましょう。トラブルを防ぐ遺産相続の基本。
家族による相続争いを未然に防ぐため、生前にできることはいっぱいあります。
法定相続人 記入ノート
相続税を節税し現金を残す、上手な生前贈与の方法。
目の前のチラシの裏に書いても、遺言は残せます。
必要なことを簡潔に、が基本。遺族がもめない遺言書のつくり方。
おひとりさまが財産管理で気をつけるべきことは?
これも知りたい あなたがいなくなった後の、ペットの暮らしを考えていますか?
3章 葬儀・墓をどうする?
どんな葬式を望むのか、身内に伝えることは大切です。
墓について考えるならまず、継承者がいるのか確かめて。
先祖代々の墓を維持できない。改葬、墓参りの代行という手も。
自分は無宗教でも先祖代々の宗教・宗派は知っておきましょう。
核家族化、価値観が多様化する昨今、樹木葬が注目されている理由とは?
4章 心も整理する
生前整理を通じて得た新たな気づきは、今後の人生の糧になります。
「もしものとき」に大活躍、エンディングノートをはじめよう。
エンディングノートを記入してみましょう。
終活で大切なのは、自分の人生をみずみずしく生きることです。
入院する、介護を受ける日がくることも。ものと心の備えもしておきましょう。
介護が必要になったら、どこで暮らす?
生前・相続の手続きに頼れる専門家