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運気を上げる「リビング」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

運気を呼び込む鍵は家にあった! よい気を巡らせるために心がけたいこと、避けたほうがよいことを、場所ごとにチェック。開運鑑定士の村野弘味さんに教わります。

撮影・柳原久子 スタイリング・中根美和子 イラストレーション・小林マキ 文・一澤ひらり

【リビング】穏やかに寛げて、繁栄を招く緑色が開運カラー。

運気を上げる「リビング」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

「リビングは和やかな雰囲気で、家族が寛げるようにすることが一番です。キーポイントになるのはグリーン。人間は緑とか自然に触れると浄化されるので、観葉植物を置いたり、生花を飾るといいんです。グリーンがあると浄化されて、心が澄んできます

しかも観葉植物は大きなものほど浄化作用が大きい。一方で、枯れるのは手入れの仕方にもよるが、家の運気が悪いというバロメーターにもなる。枯れたら取り替えることを数回繰り返すと、意識が行き届いて枯れなくなり、気の流れも整ってくる、と村野さん。

「絵を飾るのもグリーン系のものにするとか、あるいは水や青空、太陽など、自然をモチーフにしたものとか、カレンダーの美しい風景などを額に入れて飾るのもいいですね。カーテン、ラグ、クッションなどもグリーン系にすると癒やされます。緑には“繫栄”という意味もあって、とてもいい色なんです」

イライラを鎮めてくれるベージュ系もオススメの色。逆に、眺めていると目が疲れるような刺激的な色彩は避けたほうが無難だ。

「ありがちですけど、テーブルに本とか書類とか、いろんなモノを乱雑に置きっぱなしにすると金運を下げます。片づけるというのは開運の入り口です。すっきりしたリビングは気の流れをよくして、運気を上げてくれますよ」

【これは避けよう】バッグの床置き、財布そのままは 金運低下の要因。

帰宅後、バッグを床に置いたままにしない。置き場所を作り、財布は出して北の方角に置いて休ませる。

運気を上げる「リビング」のために、心がけたいことと避けたいこと。開運鑑定士がアドバイス。

金運アップのためには風通しのいい、快適な家にすることが基本。独自の家相占いで行う開運術が人気の、村野弘味さんはこうアドバイスする。

「運気を上げれば金運もおのずとアップしますが、大切なのは運気を下げることをしないこと。目には見えませんが、家には気が流れています。体の血流と同じで、血の循環が悪いと不調になるように、気の流れが悪くなると運気が下がります。ことに家の中が散らかっていたり、モノであふれていると、気の流れが滞ってしまうんです」

だから家を整えることは開運の大前提。どんなに開運アイテムを置いてみても、きれいに片づいていてモノが呼吸している家にしなければ、開運にはつながらない。

「徹底的に整理して、自分にとって必要なものを見極めることが肝心です。それから床にモノを置かないようにしてください。気の通り道をふさいでしまうので、確実に金運が下がります」

何よりも開運に直結するのは、家の中で家族がどれだけ穏やかに過ごせるかだと、村野さんは強調する。

「夫婦喧嘩や子どもを叱ると気がとがって運気を落とします。家族がハッピーで居心地のいい場所にすることが金運アップの極意だと心得てください」

  • 村野弘味

    村野弘味 さん (むらの・ひろみ)

    開運鑑定士

    家相学、方位学、九星気学、四柱推命などをもとにした「村野流開運術」でのべ2万5千人の鑑定を行う。著書に『とにかく「運のいい家」に住みたい!』(扶桑社)など。

『クロワッサン』1048号より

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