くらし

スタイリスト・石井佳苗さんが指南、ファブリックで部屋の雰囲気をがらりと変える方法。

どこか飽きがきた自宅をどうしたらいい? スタイリスト・石井佳苗さんが指南する、インテリアを更新するヒントとは。
  • 撮影・枦木 功 文・鈴木奈代

季節初めにまず家具の衣替えを。

使っていないラグやファブリックは通気性がよい柳行李に収納。

「ソファはなかなか買い替えられませんが、クッションやスローなどの色や素材を替えるだけで季節感が出せるし、気分も印象も変わります。気温が上がる5月頃には、涼しげな素材に替えましょう。それだけで気持ちも清々しく爽やかになります。そして10月が過ぎたらまたウールやファーなどの温かい素材に戻すといいですね」

季節を迎える準備はファブリックから。触覚や視覚で感じる涼や温もりを大切に。

気温が暖かくなったらさらりとした肌触りの麻やコットンのクッションカバーやスローに。爽やかで涼しげな色合いを選べば見た目も気分も変わる。汗をかいたらサッと吸ってくれることも夏のファブリック選びのポイント。

冬を迎える前に、ウールなどの温かい素材のクッションカバーやブランケットへ。ニットや起毛、毛足の長いものなど見た目にも温もりを感じられる素材がおすすめ。濃いめのこっくりとした色をポイントにするとガラリと印象も変わる。

石井佳苗

石井佳苗 さん (いしい・かなえ)

スタイリスト

インテリアスタイリストとして雑誌、広告、CMなどで幅広く活躍。昨年開始したオンライン講座「Heima Home Design Lesson」も人気。https://www.heimalesson.com

『クロワッサン』1046号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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