【買ってよかったもの】大同電鍋買いました。炊飯器を新調する際には候補に入れてほしい。
突然炊飯器が壊れるとびっくりしますよね。そんなに米を炊く食生活ではない私でも、炊飯器が壊れた時の絶望感は「私、日本人なんだな……」と改めて思いました。米がいつでも炊ける安心感たるや。
壊れてしまった炊飯器は昔ながらのもので、炊飯ボタンしかありませんでしたが、それが私の生活にフィットしていたんです。
タイマーは使わないし、30分くらいでサクッと炊き上がるし、洗うのはふたと内釜としゃもじだけ。お手入れも楽ちん! 家電量販店やECサイトで格安炊飯器やハイテク炊飯器を見てもいまいちピンとこず。
そこで電気鍋・大同電鍋の存在を思い出したのです。
大同電鍋は日本の炊飯器をベースに台湾で発展した電気鍋。外釜に入れた水を温めて、その蒸気で調理。炊飯だけでなく、蒸しものや煮込み料理にその威力を発揮します。詳しくは公式HPをご覧ください!
そして最近クロワッサンでもお馴染みのスープ作家・有賀薫さんもその使い心地の良さを語っていて、気持ちがぐらり。
(有賀さんの紹介記事はこちら)
ちなみに、炊飯だけなら土鍋でも? とも思いましたが、最近蒸し料理にハマっていて、ちょうどせいろが欲しいなと思っていたところ。
電鍋ならなんでも簡単に蒸せそう。炊飯器の場所がぽっかり空くし、買うなら今なのでは? ということで買いました。ここでは私がどのように使っているかご紹介します。
まずは、そもそも炊飯器として買ったので、早速ドキドキと米を炊いてみましたが普通に炊ける。しかも美味しい。そして早い。
20分くらいで炊き上がりますが、10分くらいそのまま蒸らしたほうが美味しいので、実質30分くらい。
水1カップでおおよそ20分くらいの炊飯時間なのですが、この辺りがアバウト。足りなかったらまた水足せばいいじゃん? とかなりラフなんです。
さらにいろんな料理を作ってみるぞ! と意気込み、以前クロワッサン1012号で、料理研究家・口尾麻美さんに電鍋を使った麻油鶏(マーヨージー)という台湾のスープレシピを教えていただきましたが、それをベースに再現!
(レシピはこちらから)
かぶと余っていたネギの青いところ、キノコを内釜に放り込み、外釜に水を入れてスイッチオン。
電気鍋というと、最初に材料などを全部入れて、それで完成! という認識でしたが、大同電鍋はコンロで調理しているのと同じように、加熱中に何かを足したり、火の通りが足りなかったら追い加熱もできて、自由度が高いのも魅力的。
いい気になって、今度は坂田阿希子さんのレシピで角煮を作ってみました。
(酸味のきいた角煮レシピはこちらから)
圧力鍋を使っていないのに、やわやわ、味しみしみの角煮が出来上がり。レシピには弱火と書かれていますが、火の強弱は何も気にせず、ただただ炊飯スイッチを押しただけ。
電鍋のいいところは、愛好家の方みなさん口を揃えて言っているのが、ほったらかしで料理ができるところ。最初、蓋が水蒸気の力でカタカタカタカタカタと動くので、若干不安になりますが、出来上がるとスイッチが下がって勝手に保温状態になり、火の番をしなくていいのが楽。
そして、電鍋のメリット、複数のおかずの保温!
内釜を使わず、付属の蒸しプレートを外釜の底に置いて、水を入れてスイッチをオンにすれば、複数のおかずの同時保温が可能なんです。
水蒸気で温めるからラップを使う場面も減りますし、おかずによって設定時間を変えなくてもいいので、リモートワーク中のお昼時に地味に助かる。冷凍食材を保温するときは少し長めに温めてください!
ちなみに今まで凝った物を紹介していましたが、忙しい時の限界メシにも電鍋がおすすめ。
冷蔵庫に葉野菜と肉しかないときにも、簡単に蒸し料理ができるので、忙しいときに本当助かりました。
愛好家の方はシチューや焼売、プリンを作ったりと、いろいろ蒸しているようで、私もバリエーション豊富に作ってみたい。でも忙しい人にも寄り添ってくれる電鍋の懐の広さ。
長く書きましたが、もっと書くことがあるくらい(笑)魅力的な調理家電。
ECサイトでも買えますよ。炊飯器の買い替えを検討されている方、ぜひ大同電鍋も候補に入れてみてください!(クロワッサン オンライン編集部 ユリ)