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ヘルシーに食べる、絶品豚肉料理レシピ。

肉の料理本を出すほど肉好きの坂田阿希子さんに、食べる手が止まらなくなる絶品豚肉料理を教えてもらいます。
  • 撮影・青木和義 スタイリング・荻野玲子 文・新田草子 撮影協力・UTUWA

定番のこってり料理も、酸味とたっぷりの野菜でヘルシーに。

豚肉のラインナップはしょうが焼き、角煮、バラ肉の炒め物の3つ。いずれもこってりとしたイメージがあるが、坂田さんのレシピは実に軽やか。らっきょうを加えたさっぱり風味のしょうが焼きは、「よくあるしょうが焼き用の厚手の肉ではなく、薄切り肉を使います。そうすると肉が縮れて食べやすく、千切りキャベツともよく絡む。これを一緒に白いごはんにワンバウンドさせて食べるのが、大好きなんです」

豚の角煮は酢でさっぱりと煮て、梅干しの旨みをプラス。

「コクのある豚バラ肉には、きゅうりのピクルスを合わせます。歯ざわりも楽しい、大人の炒め物です」

らっきょうの歯ごたえがアクセント。 色みも上品な大人のしょうが焼き。

豚の生姜焼き

材料(2人分)豚ロース薄切り肉300g、玉ねぎ½個、らっきょう100g、酒・みりん各大さじ3、醤油大さじ2、しょうが大1かけ(すりおろす)、らっきょうの甘酢適宜、サラダ油大さじ2、ごま油少々、キャベツ適量(千切りにする)

作り方 ❶玉ねぎはくし形切りにする。らっきょうは大きければ縦半分に切る。❷豚肉と①の玉ねぎを合わせて酒、醤油、みりん、しょうがを加え、20分ほど漬けておく。❸フライパンにサラダ油を熱し、汁気を切った豚肉と玉ねぎを中火で炒める。色が変わってきたららっきょうを加えてさっと炒め、肉の漬け汁も加え、強火で炒め合わせる。❹好みでらっきょうの甘酢少々を加えて全体を炒め合わせ、最後にごま油をまわしかけて炒める。たっぷりのキャベツと共に、皿に盛る。

焼きつけてゆでこぼして、脂をオフ。梅干しの力で味にさらに奥行きが。

豚角煮

材料(作りやすい分量) 豚バラ塊肉1kg、長ねぎ(青い部分)1本分、しょうが大1かけ、水2½カップ、酢½カップ、梅干し2~3個、酒・みりん・砂糖各大さじ2、醤油大さじ4、卵2~3個、いんげん60g

作り方 ❶豚肉は5㎝角に切る。しょうがは皮付きのまま薄切りにする。卵は沸騰した湯できっかり6分ゆで、水に浸けて殻をむく。❷鍋を熱し、豚肉を脂身を下にして入れ、全体を焼きつける。出てきた脂はペーパータオルなどでふき取る。水をひたひたに加え、沸騰したら5分ほど煮てゆでこぼす。❸鍋をさっとふいて豚肉を戻し、麺棒でたたいた長ねぎ、しょうが、分量の水、酢を加えて、クッキングペーパーで落とし蓋をして中弱火で30分ほど煮る。❹酒、みりん、砂糖、醤油を加え、梅干しも加えたら再びペーパーの落とし蓋をし、鍋の蓋をして、弱火でさらに20~30分ほど煮る。❺ゆで卵を加え、火を強めて照りが出てくるまで煮詰める。皿に盛り、塩(分量外)を加えた熱湯でさっと茹でたいんげんを添える。

ぱりぱりピクルスに豚バラのコクが絡み、箸が止まらないおいしさ。

豚バラ肉ときゅうり漬けの炒め物

材料(2人分) 豚バラ薄切り肉250g、きゅうりのピクルス(右記)2本、にんにく1かけ、唐辛子2本、黒胡椒・片栗粉各少々、花椒(あれば)小さじ1、酒大さじ1、醤油適量、ごま油大さじ2、黒酢・ピクルスの漬け汁各少々

作り方 ❶きゅうりのピクルスは2~3㎝幅に切る。豚肉は3㎝長さに切り、醤油少々、黒胡椒、片栗粉を揉み込んで下味をつける。にんにくは薄切りに。❷鍋にごま油を熱し、唐辛子、軽く潰した花椒を入れて弱火でゆっくりと炒める。香りが出てきたらにんにくを加え、中火にして豚肉を入れて炒める。色が変わったらきゅうりを入れ、酒、醤油大さじ1、黒酢、ピクルスの漬け汁を加えて強火で炒め合わせる。

*きゅうりのピクルスきゅうり2本は両サイドに斜めに細かい切れ込みを入れて蛇腹にしてから、塩少々をまぶしておく。水気が出るまで10分ほどおいて、半分の長さに切り、水気をよく切ってバットなどに入れる。米酢¼カップ、水80㎖、砂糖15g、塩小さじ1を鍋に入れ、火にかけて沸騰させ、熱いうちにきゅうりにかけ、粗熱を取る。冷めたら容器に入れ、冷蔵庫で保存。翌日から食べられる。

『クロワッサン』950号より

●坂田阿希子さん 料理家/和洋を問わず、幅広く新しい味を探求。著書に『坂田阿希子の肉料理肉好きにささげる極上レシピ』(文化出版局)ほか。

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