くらし

「逃げ恥」家事を監修したプロが教える、家の暮らしが楽しくなる小さな片付けアイデア。

  • 撮影・青木和義 文・田辺 香

箸を1膳ずつ取り出すのに便利。 クラフトペーパータイで結んでおく。

「引き出しに収納しているお箸を1膳ずつ取り出すのは大変ですよね。そこで、クラフトペーパータイを使う方法を思いついたんです」

ペーパータイで留めた箸は箸置きと並べて収納。

プレゼントのラッピングに使うことが多いペーパータイ。100円ショップで簡単に手に入り、多いものだと300本以上がセットになって売っているものもある。

箸にペーパータイを巻いたら2回ねじり、キュッと押さえて留める。

また、クラフトタイプだけでなく、メタリックやボーダー柄、リボンやハートのモチーフ付きなどバリエーションがとても豊富。

ペーパータイはあらかじめ3〜5cm幅にカットすると結びやすい。

「家族分を色分けしてみたり、楽しみながら整理できますよ」

カットしたストッキングをシワになりやすいタイツのバンドに。

不要になったストッキングをハサミで5cmほどの幅にカットする。

タイツを穿こうとしたら、ひどいシワが。そんな”タイツあるある”を解決する技があるという。

くるくると巻いたタイツを、カットしたストッキングで留めるだけ。

「まず洗濯したタイツをきれいに丸めたら、カットしたストッキングをバンド代わりに留めます。シワにならないし、コンパクトにまとまるので収納しやすく取り出しやすい。使うストッキングは伝線したもので大丈夫ですよ」

髙橋さんは部屋のチェストの引き出しに保管。

切り目を入れたスポンジを掃除用歯ブラシ&まな板立てに。

スポンジに収納した歯ブラシはキッチンのシンクに置いている。

「掃除に役立つ歯ブラシをスポンジに収納すれば、スポンジが水を吸収してくれて、かつ自立する。歯ブラシもスポンジも掃除に使えるので、一緒に水場に置いておけば使い勝手がいいんですよね」

スポンジにカッターで切り目を入れる。定規を使うとラク。

髙橋さんはスポンジを、まな板立てとしても利用しているという。

スポンジの切り目に歯ブラシを1本ずつはめれば出来上がり。

「キムチや魚のにおいや色がつくのが嫌で、牛乳パックをまな板として使い、このスポンジに立てています。まな板として使った牛乳パックは洗ってスポンジに立てておけば、何度も再利用できるんです」

サポートするスポンジの略で”サポスポ”と髙橋さん自ら命名!

髙橋ゆき

髙橋ゆき さん (たかはし・ゆき)

家事代行サービス 「ベアーズ」取締役副社長

経営のほか、社内ではブランディング、マーケティング、人材育成などを担当。近著は『ズボラさんでも暮らしが整う楽ラク家事』(主婦の友社)。

『クロワッサン』1041号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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