くらし

【お弁当部こぼれ話】孤独な作業のその向こう側とは。

現在発売中の『クロワッサン特別編集 #クロワッサンお弁当部』第3回クロワッサンお弁当部大賞のこぼれ話をお届け。

「お弁当作りって、楽しみもあるけど案外孤独な作業なんですよね」

クロワッサン公式インスタグラム内で、#クロワッサンお弁当部の企画をやってみたいと、編集長Gに相談した時に返ってきたこの言葉が未だに忘れられません。

#クロワッサンお弁当部の企画をやってみたいと思ったきっかけは、明るく華やかなお弁当も素敵だけど、気の利いたおかずが詰まったお弁当の情報って探すと意外と見つからないもので。
クロワッサンらしいお弁当のヒントはきっと読者のみなさまの中にあるはず! と単純な動機からはじまりました。

2019年の4月からはじまったこの企画ですが、あれよあれよという間に素敵なお弁当の写真がどんどん投稿され、皆様のおかげで今では2万7000件以上の美味しそうなお弁当が集まるハッシュタグへと成長。いつもありがとうございます!

そして、2019年10月10日発売の1007号で第1回、2020年4月10日発売の1019号で第2回、先日発売された「クロワッサン特別編集 #クロワッサンお弁当部」にて第3回お弁当部大賞を発表しました!

こちらは第1回選考の模様。毎回「美味しそう」「なにこのテクニック!」と大盛り上がりです。

今回の「#クロワッサンお弁当部」では、大賞をはじめ、入賞、そのほか9部門を設け、計56点のお弁当を掲載していますので、ぜひご覧ください!

受賞者の方にはアンケートのお願いをするのですが、このアンケートの熱量が毎回感動するほど素晴らしく、私だけしか読まないのがもったいないので、文字数を気にしなくて良いのなら、全文ママ載せたい(涙)。

集まった文章を読んでいると、冒頭で書いた編集長Gの言葉通り、その孤独な作業の様子がひしひしと伝わってくるのですが、自分のため、夫のため、子どものため。あの小さいお弁当箱にはたくさんの想いや工夫が込められていることも読み取れます。お顔も知らないのに、早朝キッチンでおかずを黙々と詰めているそれぞれの姿がぽわわわん、と思い浮かぶほどです。

作るのが面倒な日、買い置きや常備菜を切らしてしまった日、お惣菜をのっけただけの日。イケてない日のお弁当だって、あとで思い返せば楽しい記憶になるのが手作り弁当の良さ。もちろん素敵に詰められたお弁当が空になって帰ってきたら、隣の人に褒められたら、一生忘れられませんよね。
私も学生時代に母が作ってくれた弁当の中身、うん10年前の出来事ですが結構覚えているものです。

ネタに困ったときの必携本になれる知恵が満載の「#クロワッサンお弁当部」。日本中にいるお弁当仲間たちと共に、明日もおいしいおかずを楽しく詰めていきましょう。(お弁当部担当・T)

こちら、今回掲載とはなりませんでしたがぜひ見ていただきたい、@hitoha.yakuzen さんのお弁当。許可をいただきこちらでご紹介。
詰め方のコツの1つに、汁気のあるおかずの下に鰹節やとろろ昆布など、水気を吸ってくれるものをひいて、味が混ざらないようにするんだそう。こうしたちょっとしたコツがおいしさの秘訣ですね。

発売中の『クロワッサン特別編集 #クロワッサンお弁当部。』

クロワッサン普段弁当大賞の発表や、おにぎり、サンドイッチ、火を使わない小さなおかず。いま話題のスープ弁当まで、お弁当をさらに美味しくする知恵が満載の一冊。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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