以前、京都に行ったときに見つけたのがこの急須。「俵屋旅館で見つけたのですが、なんてかわいいの!と思って。よく見ると不思議な形なんです。楕円でふっくら。高台があるのもおもしろい」
お茶を飲むときは、たっぷり入れて飲みたいというウーさん。
「だから、急須も大きめがうれしいの。この急須だったら、日本茶にも中国茶にも紅茶にも合いますから、毎日使うのにぴったり。同じシマシマの湯呑みを合わせたりして楽しんでいます」
以前、京都に行ったときに見つけたのがこの急須。「俵屋旅館で見つけたのですが、なんてかわいいの!と思って。よく見ると不思議な形なんです。楕円でふっくら。高台があるのもおもしろい」
お茶を飲むときは、たっぷり入れて飲みたいというウーさん。
「だから、急須も大きめがうれしいの。この急須だったら、日本茶にも中国茶にも紅茶にも合いますから、毎日使うのにぴったり。同じシマシマの湯呑みを合わせたりして楽しんでいます」
キッチンカウンターの裏手にある食器棚は天井まで届く高さの作り付け。先日、棚の上のほうで割れたり欠けたりしたうつわを発見。「まとめて修理に出そうと思ったまま忘れていたんです。反省してすぐに金継ぎをお願いしました。どんな姿になって戻ってくるのか、今から楽しみです」
「金沢を旅したときに古美術店で出合ったのですが、漆の美しさ、職人技の蒔絵があまりにもすてきで。清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました」。お正月やお祝いの席で使うときには、赤飯を品よくそっと盛る。「食べているうちに鶴が出てきて、心も華やぎますよね」とウーさん。将来、二人の子どもが家族を持ったら5客ずつを譲るつもりでいるそうだ。「日本のいいものを残してあげるのも私の務めだと思っていますから」
コウモリの絵柄の骨董の皿は、30年以上前、西安を旅行したときに自分で初めて購入したものだそう。「コウモリは吉祥文様なんですよ」
そして、翡翠色の青磁の皿は結婚後に実家からもらってきたもの。「代々使ってきたものだから価値もわかりませんが、家ではまったくのふだん使い。どんな料理でも映えるし、うつわを重ねてコーディネートするときも相手を選ばない。どちらも、欠けたら、金継ぎをして使い続けていきたいうつわです」
※この号で掲載したうつわは、作家ものなど、雑誌発売時に店舗に同じものの在庫がない場合もあります。ご了承ください。
『クロワッサン』1032号より
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。